インドのシク教文化の中心地。きらびやかな祭り、壮麗な寺院、野生生物の保護区、温かいおもてなし、食欲をそそる料理が自慢です。
パンジャブ州では、神聖なグルドワラ (シク教の寺院)、おいしい料理、派手な祝祭、耳について離れないバングラ音楽が楽しめます。パンジャブはインド北西部に位置し、5 つの川の合流地点にあります。インドで最もシク教徒が多いこの州は、どの街や都市へ行っても、おもてなしの心にあふれ、活気に満ちている魅力の宝庫です。
パンジャブ最大の観光地は、荘厳な寺院やにぎやかなバザールのあるアムリトサル。魅惑的な黄金寺院はシク教の最も神聖な寺院です。巡礼者たちに混じって見学しましょう。グル バザールやカトラ ジャイマル シン市場など、色鮮やかな商業地区の雑踏も体験できます。近郊のアタリにも足を延ばしてみましょう。インドとパキスタンの国境では毎日夜になると道路を閉鎖するセレモニーが行われます。足を高く蹴り上げて行進し、最後に握手を交わす儀式はとてもユニーク。
東の国境はチャンディーガル。"シティー ビューティフル" の愛称で親しまれています。パンジャブ州とハリヤーナー州の州都を兼ねていますが、行政上はどちらにも属していません。大通りが縦横に走るこの計画都市では、ロック ガーデン、ガーデン オブ フレグランス、ローズ ガーデンなどの庭園も当時のままの状態で見ることができます。
ハライク バード サンクチュアリへ行ってみましょう。375 種類の固有種と渡り鳥が生息しています。ジャランダルのパッシュパ ガラル サイエンス シティは、家族で楽しめます。パティアーラーの豪華なキラ ムバラク宮殿では、シク教のマハラージャの足跡をたどることができます。パンジャブの古都の 1 つ、バティンダにも巨大なキラ ムバラクがあります。
祭りの季節になると、パンジャブの通りは豪華な装飾のパレードやくせになるビートのバングラ音楽で満ちあふれます。規模が大きいお祭りには、大きな火を焚く 1 月のローリ、4 月のバイサーキー、春のホラ モハラがあります。パンジャブのおいしい料理も食べてみましょう。タンドールというつぼ型のかまを使って調理し、強い風味が特徴です。タンドリー チキンやクルチャ (フラットブレッドをひよこ豆などと一緒に食べる) などが昔から伝わる代表的な料理です。
パンジャブへは、アムリトサルまたはチャンディーガルまで飛行機を利用するか、鉄道を使って州の主要都市にアクセスできます。2 月から 4 月と 9 月から 11 月が暖かく雨も少ないのでベスト シーズンです。アドベンチャー好きなら、北のパタンコートがおすすめ。シヴァリク山地に近い国境の都市です。ヒマーチャル プラデーシュ州とインド最北のジャンムー カシミール州の山岳地帯の玄関口です。
