エスパーニャ広場 (プラサ デ エスパーニャ) はマドリードの目抜き通りが交わるところ、グラン ヴィアがプリンセサ通りに名を変え、自動車やトラック、バスがクラクションを鳴らし合って先を急ぐ場所にありますが、喧騒 (けんそう) 渦巻く市の中心にありながら、人々が緑陰でのつかの間の安らぎを求めて集まる広場です。 20 世紀のマドリードに建てられた古典的な建築の好例、エディフィシオ エスパーニャは、工期は 1947~1953 年ながら、ネオバロック様式を用いた高層 25 階建てで、当時はマドリード一の高さを誇るビルでした。隣接する角にあるトーレ デ マドリードは、同じ建築士が 1954~1957 年に建てた超高層ビルで、高さは 142 m (466 フィート) と、エディフィシオ エスパーニャを追い抜いただけでなく、ヨーロッパで一番高い空を支配するコンクリート構造物となりました。広場の真ん中には、戯作や小説の作家として有名なミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラを記念したセルバンテスの石像が立っています。文学好きなら、この記念碑が足下に見下ろすブロンズ像がドン・キホーテと従者サンチョ・パンサであることが分かるでしょう。その両側に配置されているのは、どちらもキホーテが真の愛をささげた相手で、一方はトボソの村娘アルドンサ・ロレンソ、もう一方は騎士気取りのキホーテがアルドンサを妄想で貴婦人に仕立て上げたドゥルシネア・デル・トボソ姫です。広場の入り口付近にある大噴水は、夜にはライトアップされ、水しぶきがきらきらときらめきます。 園内は緑の木々が豊かに茂り、木陰でリラックスするのにぴったり。夏は食べ物などを売る屋台が並びますが、広場の周りにもレストランが何十店か軒を連ねています。 マドリードの中心にあるエスパーニャ広場は、王宮やグラン ヴィアから少し歩くだけで行け、広場名、プラサ デ エスパーニャを冠した地下鉄駅があるうえ、24 時間利用できます。
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