北ホラント州の美しい自然と興味深い文化を体験してみませんか。
アムステルダムの歴史ある運河沿いを、地元のオランダ人に混じってサイクリングしたり、アルクマールでエダム チーズを試食したり。また、砂丘やハールレム周辺の国立公園の散策、アート ギャラリーや美術館巡りもおすすめです。
このエリアに行くには、ハールレメルメールにあるスキポール空港までひとっとび。この空港は、1800 年代の干拓によって開墾された低地にあります。かつてここには、南ホラントと北ホラントを分断する湖があったのです。空港からは、列車に乗って美しい街アムステルダムへ。17 世紀の建物の間を縫うように運河が通っていて、居心地の良いカフェや宮殿、大きな邸宅があります。ゴッホ美術館 や圧巻の アムステルダム国立美術館、レンブラントの家も見逃せません。運河には小さな私設博物館も数多くあり、17 世紀から 19 世紀に栄えた裕福な商人の暮らしぶりが感じられます。
電車か自転車で、ハールレムまで足を延ばしてみましょう。歴史ある教会、コテージや変わったブティックが並ぶ魅力的な路地がたくさんある街です。少し時間を取って、フランス ハルス美術館 にも行ってみましょう。フランス ハルスは、オランダ絵画の黄金時代を代表するハールレムの画家。同年代に生きた画家の作品も展示されています。ザウドケネメルラント国立公園 はハールレムからそれほど遠くありません。ここではビーチ沿いの砂丘をハイキングすることができます。
アムステルダム周辺の小さな街にも、それぞれの特色があります。エダムは、チーズでおなじみの街。アルクマールも毎週金曜のチーズ市で有名です。ザーンセ スカンスは、17 世紀の生活を今に伝える保存地区。昔ながらの食料品の生産が盛んです。ベーカリー、ジンやリキュールの蒸留所、スパイスその他を挽く多数の木製風車が今も見られます。
アルクマールとデン ヘルデルの間に広がるのが、北ホラント州名物のチューリップ畑。3 月から 5 月が見頃です。北に向かうと西フリースラント諸島があります。ワッデン海に浮かぶフリント島、ロットゥメルプラート島、ロットゥメローフ島に残る自然は、ユネスコの世界遺産として登録されています。夏季、特に 6 月はキャンプの季節。テルスヘリング島では、島のあちこちで演劇やダンスを上演する祭りが 10 日間にわたって開催されます。ボートで渡るか、自転車を積んでフェリーに乗って島々を巡ってみましょう。歴史ある灯台や風車が見られます。
