体験型博物館でポルトガルの地質学的な成り立ちについて学びましょう。かつて地上を跋扈していた生物の模型も展示されています。
国立自然史博物館の高い丸天井の下に収められた、大規模なコレクションを眺めて 1 日を過ごしましょう。博物館の建物は石と大理石造りで、1800 年代に築かれた印象的なゴシック様式のアーチに支えられています。
時間をとって化学実験室を見学しましょう。この実験室は 19 世紀の様子を保っており、そのころ使用されていた本物の器具が並んでいます。この昔のままの実験室を見ると、過去 2 世紀の間に技術がどれだけ進歩したかがよくわかります。実験室があるこの建物を所有しているのはリスボン大学です。
化学実験室と同じフロアには、お子様にも大人にも人気が高い恐竜にまつわる展示があります。等身大の骨格をはじめとする遺物の展示が 2 室を占めています。
階段を上って、体験型展示をのぞいてみましょう。英語の指示に従って、物理の実験を行います。大人もティーンエイジャーも楽しめるアクティビティです。数学室に進むと、英語を話す案内係と一緒にゲームを楽しむことができます。
野生生物の写真、植物の模型、化石と昆虫でいっぱいの棚を見て回りましょう。博物館は現在もリスボン大学が運営しており、研究と発見の長い系譜が受け継がれています。1800 年代の人骨骨格標本が 1,600 体 保管されており、研究者による記録が進められています。
博物館を訪問した跡は植物園を散策しましょう。植物園は博物館のすぐ隣にあります。植物園からはリスボン最古の地区の 1 つ、ベレンの美しい眺めを堪能できます。
国立自然史博物館はプリーンシペ レアル地区のリスボン大学キャンパス内にあります。博物館まではバスが利用できますが、近隣の観光名所からは徒歩でも行けます。博物館の休館日は月曜日、入場は無料です。