ニューヨーカーにも観光客にも人気のこの歩行者専用道路はニューヨークの名所のひとつ。ロマンチックなデート スポットでもあります。
初めてハドソン リバー パークへ行ったときのことを思い出すと笑顔になるのがニューヨーカー。マンハッタンに打ち寄せる川のさざ波の音、ホーボーケンの眺め、ゴルフコースの目の前に係留されているたくさんのヨット。この公園が強い印象を残す理由はいくつもあります。
ウェスト サイド ハイウェイとハドソン川の間に横たわるハドソン リバー パークは、ウォーターフロントに細長く続く、公園と遊歩道の中間のような場所。1998 年の開園以来、都市開発の好例として多くの人に歓迎されています。
ハドソン川沿いをジョギングすると、滑るように過ぎていくボートの音が聞こえます。また、気持の良い潮風が桟橋を通り、マンハッタンのダウンタウンへと流れていきます。バッティングを試したり、ゴルフをしたり、サッカーをしたり。川沿いには、バッティング センターやゴルフ練習場などのレクリエーション スペースがいろいろと揃っています。
ハドソン リバー パークはどこへ行っても緑とベンチがあります。ベンチに腰を下ろして美しい眺めをしばし楽しんだり、コーヒーを買って友だちと水辺でおしゃべりをしたり。時間が遅くなっても心配はいりません。街灯がたくさんあるので、ハドソン リバー パークは夜も安全な憩いの場です。
実はこの公園は、気候が良い時は日光浴スポットとしても人気です。タオルと日焼け止めをお忘れなく。服を着たままでも、寝転んだりピクニックをしたり、ちょっと昼寝ができるのもうれしいものです。
パーク沿いの地区も見どころがたくさん。おいしい食事ならトライベッカやグリニッジ ビレッジで。ミートパッキング ディストリクトのナイトクラブには、リッチな若者たちが詰め掛けています。世界屈指の高さを誇るワン ワールド トレード センターも見えます。
マンハッタンのダウンタウンのどこにいても、西へ向かって川まで歩けば、そこがハドソン リバー パーク。向かう途中に通り過ぎるおしゃれなエリアに寄るのも良いでしょう。公園に着いたら、思い思いに川沿いの散策を楽しんで。