イギリスおよびヨーロッパ最大級の規模を誇る、マンチェスターのチャイナタウン。本格的な中華料理を楽しんだら、色鮮やかな外観のショップへ。毎年、旧正月には多くの人々で賑わいます。
最初に中国からの移民がマンチェスターに住み始めたのは、20 世紀初頭。その当時の中国人移民がコインランドリーを開業し、1940 年代にさらに移民が増加すると、レストランも増え始めました。本格的にチャイナタウンが形成されたのは、1970 年代です。ニコラス ストリート、フォークナー ストリート、ジョージ ストリート周辺のエリアは、中国人移民の食と文化の中心地へと発展しました。現在、この地区には多くの人々が訪れるようになりましたが、今でも中国人移民の生活の場であり、旅行者向けのショップはあまりありません。
グルメを楽しみたい方にとって、チャイナタウンは絶好のスポット。美味しい中華料理をはじめ、日本やネパールなどのアジアの料理を堪能できます。中国語と英語で表記された標識もチェックしてみてください。多くのショップでは、香港や中国で発行されている新聞を販売されています。最も活気があるのは日曜日で、生活必需品を購入するために、中国人ビジネスマンがイギリス各地から訪れます。
フォークナー ストリートにそびえるアーチ門は必見。1987 年に中国から寄贈されたもので、ヨーロッパで最初に築かれた中国のアーチ門と言われています。北京のアーティストがデザインし、金箔、セラミック、漆で装飾されています。中国で幸運の象徴とされる、龍や不死鳥のシンボル、赤と金の色をぜひご覧ください。
チャイナタウンに行くなら、2 月の旧正月の時期がおすすめ。マンチェスター中心部でもイベントが行われ、何千人もの人で賑わいます。獅子舞や龍舞、活気に満ちたパレード、中国雑技、伝統的なアートやクラフトの展示は見逃せません。
ヨーク ストリート、ポートランド ストリート、オックスフォード ストリート、モスリー ストリートに囲まれた場所にあるマンチェスターのチャイナタウンは、いつでも訪れることができます。バスまたは電車でマンチェスター ピカデリー駅にアクセスするのが便利です。