サンタクロースの公認ホームタウン、ロヴァニエミは、ウィンター ワンダーランドの世界を味わえる冬だけでなく、一年を通してスリル満点の旅を楽しめる場所です。
ラップランドの首都ロヴァニエミは、サンタクロースのホームタウンとして世界中で知られていますが、美しい国立公園やユニークなラップランド文化など、冬以外にも一年中多くの見どころがあります。冬には大自然の中でスキーを楽しみ、夏には数々の美術館や博物館を鑑賞できます。
市の中心部は、トナカイの頭の形に収まるよう設計されており、建物の大半は、第二次世界大戦中の 1944 年に市の大部分が破壊された後、天才的な建築家アルヴァ アアルトによって再建されたものです。
市内には多くの美術館や博物館があり、ガラスチューブの屋根が象徴的なアルクティクム博物館内には、ラップランド博物館とアークティック サイエンスセンターが収容されています。またコルンディ ハウス オブ カルチャーでは、コンサートやフィンランドの現代アートを鑑賞できます。
ルオストの村まで車で走れば、アメジストの採掘場を見学でき、森の中をトレッキングすれば、樹齢 400 年の松の木が季節ごとに異なる色どりを見せてくれます。
ロヴァニエミ周辺は 1 年のうち 6 か月は雪に覆われているため、ウィンター スポーツを満喫できます。ピュハトゥントゥリのスキー場で斜面をさっそうと滑り降り、ピュハルオスト国立公園ではスノーシューを履いて雪山探検と、白銀の世界を堪能できます。
氷で造った建物で体の芯まで寒さを感じてみたいという方には、フィンランド料理が楽しめるアークティック スノーホテルのアイスレストランや雪の要塞ケミのスノーキャッスルがお勧めです。
一方、夏には風景が一変し、一晩中日が沈まない白夜の季節。緑の森の中を行くサファリツアーに参加したり、カトカヴァーラ ネイチャー パスでハイキングを楽しむことができます。木々の間に隠れているムースを目にすることができるかもしれません。
ロヴァニエミへは、ヘルシンキから飛行機か、近くの町から電車を利用します。いずれも、年間を通じて毎日運行されています。
冬の気温は氷点下を大きく下回りますが、春には比較的暖かな気温で雪景色を楽しめます。夏には白夜を体験でき、秋には美しい紅葉、そしてもちろんサンタクロース村に行けば、あのひげを生やした町一番の有名人、サンタクロースに一年中会うことができます。