広島市のすぐ隣りに位置する廿日市市。瀬戸内海に面し、厳島神社があることで有名です。
廿日市は、その名前のとおり毎月 20 日に開かれる市場と、厳島神社でよく知られています。「廿日の市」の歴史は古く、鎌倉時代にまでさかのぼります。海に面しているため、新鮮なシーフードが集まります。厳島神社は、厳島 (宮島) に立つ神社。廿日市の名前を知らない人も、この名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
北には険しい山地があり、南には厳島が海に浮かぶ廿日市。さまざまな地形に恵まれているため、廿日の市では、新鮮なシーフードから地元で採れた野菜、木材を使った工芸品まで、多種多様なものが売られています。廿日市ではアウトドアも盛ん。ハイキングやカヤックをするのも良いでしょう。美しい山や谷があり、川もきれいです。冬はスキーがおすすめです。
廿日市の街のすぐ南に浮かぶ厳島 (宮島)。できれば、1 ~ 2 日かけて回るのがおすすめです。この島にある厳島神社は、ユネスコの世界遺産であるとともに、国宝でもあります。この神社は 4,000 年以上前からここにあると言われ、大きな歴史的、文化的価値を持っています。神社は満潮時が一番きれい。赤い鳥居が水に浮かんでいるように見えるからです。街から厳島神社へはフェリーに乗って行きます。宮島には、他にも、宮島包ヶ浦自然公園や宮尾城跡、宮島水族館などの観光スポットがあります。
廿日市は広島市から鉄道で 1 時間弱。1 年を通じて、いろいろな楽しみ方ができます。夏は弥山に登るのも良し、海でカヤックを楽しむのも良し。秋は紅葉谷公園の紅葉、春は桜の花が咲く中、ハイキングを楽しめます。冬はパウダー スノーの上をスキーで滑降しましょう。