天河区は、広州市に 11 ある行政区画のうちの 1 つ。2010 年のアジア競技会の開催地として知られ、すばらしい文化名所やイベントがたくさんある地区です。見応え満載のこの地区には、目を見張るような高層ビルがそびえます。
紅専廠では、地元のアートシーンを垣間見ることができます。工場跡地を利用したこのアートセンターには、現代的な作品が展示されています。この建物の南側に面する珠江では、ロマンティックなナイトクルーズを楽しみましょう。
少し北に行けば、天河公園でのんびりとした時間を過ごすことができます。美しい湖のそばで一息ついたら、広場に集まる鳥を観察したり、園内のお堂やテラスの建築美を鑑賞したりするのもおすすめです。
西に行くと珠江公園があります。背の高い木々や、スタイリッシュな高層ビルに囲まれて、自分が小さくなったような気がしてしまうかも。池ではカモやコイが見られます。暑い夏にも温暖な冬にも、散歩にうってつけの公園です。4 ~ 9 月はモンスーンの季節なのでご注意ください。
天河区の中心部を通って、十九路軍淞滬抗日陣亡将士陵園へ。1900 年代初頭に日本帝国軍と戦って亡くなった兵士のための墓地です。
かつての天河区は、そのほとんどを棚田が占めるのどかな農村でした。1980 年代になり広州市に合併され、以来急速に発展しました。
広州市のほぼ中央に位置し、南に海珠区、東に黄埔区があります。天河区へのアクセスには、広州白雲国際空港まで飛行機を利用し、空港から車で南に 40 km 走ります。香港などから電車に乗って、立派な外観の広州東駅まで行く方法もあります。エリア内はバスや地下鉄を利用します。天河区には自転車専用車線が数多くあるので、自転車もおすすめです。
近未来的なビルや美しい公園が、活気のある天河区の街並みを作り出しています。