ガバメント ハウスはカナダの政治制度や、その英国の君主制とのユニークな関係について学ぶのに格好の場所です。かつてここを本拠に活躍した著名人の業績を今に伝えるだけでなく、このハウスを陰で支えてきた家政婦や調理人の生活にも触れており、19 世紀の日々の生活を垣間見させてくれます。
1981 年にカナダのノースウェスト準州の州副知事の公邸として創設されたガバメント ハウスは、今では人気の博物館およびエンターテイメント センターとして利用されています。アメデ・フォルジェ博物館や J.E.N. ウィーブ利用案内センターでは、カナダ政府、そしてサスカチュワンの歴史と住民について学びましょう。興味をそそる対話型や視聴覚に訴えるディスプレイで楽しく学べます。
「ピクチャー アス」ルームでは、ヴィクトリア朝時代の衣装をまとった姿を写真に収めることができます。「ワンス アポン ア タイム」ルームでは、子どもたちが楽しいテーマ別のアクティビティーを通じて歴史を学びます。かつてこのハウスで飼われていた、おどけたサルのジョッコーのぬいぐるみも必見です。毎月、ガバメ ント ハウスの違う場所に隠されたジョッコーを見つけると、賞品がもらえることもあります。
見事な設計のエドワード王時代の庭園では、バラやハーブの香りに包まれて散策しましょう。夏になると、敷地内にあるバトラーズ パントリーでピクニック バスケットを買って、芝生の上でゆっくりとランチを楽しむこともできます。庭園から建物の外装を見てみましょう。角張ったドームとローマ式アーチの組み合わせが、ガバメント ハウスの美観を一層引き立てています。芸術家も好んでよくこの庭園を訪れます。年間を通して、アートのクラスも開かれています。月に一度、ヴィクトリア朝風のお茶会を催し、レジャイナの社交シーンの人気イベントとなっています。
デュードニー通りに面したガバメント ハウスの入場は無料です。ただし、一部の展示やアクティビティーについては、少額の料金や予約が必要です。お子様連れの方やお体が不自由な方は、ベビーカーや車いすをご利用になれます。大きめのバッグや傘は持ち込み禁止ですが、無人の手荷物預かり所に置くことができます。
ガバメント ハウスへの交通は、車や公共バスが便利です。冬は月曜休館です。
