ブリスベンシティー植物園 ツアーとアクティビティ

ブリスベン植物園 (ブリスベン ボタニック ガーデン) は、マウント クーサの麓に広がる 52 ヘクタール (128 エーカー) の庭園で、ブリスベンの評議会の決定により、もともとはダウンタウンで 2 カ所に分かれていた市営植物園をひとまとめに拡張の楽な 1 カ所に移設したことで生まれました。元の植物園も入園無料でしたが、ブリスベン植物園は大規模に拡張されているにもかかわらず、ただで楽しめます。各庭園には世界中の花や植物が集められ、植生別に最適な生育環境が用意されいるため、熱帯樹、サボテン、ハーブ園、散策路、用水路、ラグーンなど、多様な景観を楽しめます。オーストラリアの植栽部分は広さ 27 ヘクタール (66 エーカー) に熱帯雨林、湿地帯、ユーカリの森がしつらえられ、絶滅危惧種 40 種以上が育てられているほか、大きな池には東部のハンゲショウがいっぱいに繁茂し、さまざまな土着生物があふれています。さらに歩くと、何種類かのタケの希少種を含む竹林とラグーンが広がり、のんびり座っていると、ウミガメが顔をのぞかせ、鳥たちやウナギの姿が目に入ります。 日本庭園は草木や花々の配置が見る者に鮮烈な印象を与え、曲がりくねった小道や石像、水を効果的に配した景観から、庭園のメインテーマ「築山池泉」が匂い立ちます。その余韻の消えやらないうちに現れる盆栽展示室には、小さな針葉樹やイチジク、サツキが並んでいます。 シダ展示室で育つ 80 種類以上のシダ類、乾燥地ゾーンやサボテン展示室アフリカや中央アメリカの興味深い有棘 (ゆうきょく) 植物なども見ごたえ十分。さまざまな芳香を放つ植物を集めたエリアや薬草、薬味、スパイスの類いを集めたハーブ園は、まさしく五感で楽しむ展示です。 園内マップをもらい、気の向くままに 3 つの散歩道のどれかをたどるのも、月曜日から土曜日までインフォメーション センターから日に 2 度ずつ出発する無料ガイド ツアーに参加するのもおすすめです。詳細はウェブサイトでご確認ください。ブリスベン植物園はマウント クーサからほど近いトゥウォングの郊外にあり、ダウンタウンからは 7.2 km (4.5 マイル) ほど。マウント クーサは山頂まで車で行けるうえ、とても見晴らしが良いので、滞在中にぜひ一度はドライブしてみてください。庭園は年中無休、入場無料です。盆栽展示室の展示時間は庭園全体に比べて短いので、ご注意ください。