バレンシアの歴史的中心部を周った後は、南東のカミンスアルグラウまで少し足を延ばしてみましょう。住宅の多いエリアで、いくつかの地区に分かれています。緑地があり、多くの観光スポットにも近いので、ぜひ一度訪れたい場所です。
バレンシア中心部から東に向かうと、まずアルボルス地区があります。ここには生鮮品を扱うアルヒロス市場があります。生の食品と冷凍食品、魚、ナッツ、加工肉、焼き菓子などの店がずらりと並んでいます。
アルボルスの次はアイオラ地区へ。ここではアイオラ庭園に足を運んでみましょう。4 ヘクタールもの広さを誇る緑のオアシスです。バレンシアの建築家が自宅の門として 1900 年に建てた美しい建物、パラセーテ デ アイオラのために作られました。庭園のさまざまなエリアを歩いていくと、ヤシの木やオレンジの木など、のどかな美しい田園風景に出会えます。
子供達は建物の近くでさまざまなゲームを楽しむことができます。大人はペタンクを習えます。ペタンクは、ブールやボッチェ (玉投げゲーム) によく似た、だれでも楽しめるスポーツです。プレイヤーは、小さなボールを投げ、ジャックと呼ばれる大きなボールにできるだけ近づけます。
ペンヤロハは、複数の建物から成る広大なエンターテインメント施設である芸術科学都市の近くにあります。すべて見て周ろうと思ったら、1 日ではとても足りません。
芸術科学都市の中にオセアノグラフィックがあります。ヨーロッパ有数の規模を誇るこの水族館では、イルカ、アシカ、サメ、ペンギンなど、何百種もの海の生き物を飼育しています。クジラの骨格を模した建物はフェリペ皇太子科学博物館です。インタラクティブに学べる科学センターで、たくさんの不思議に出会えます。エミスフェリックでは、デジタル 3D の映像を 900 ㎡ の IMAX スクリーンで楽しめます。散策するならウンブラクレ。地中海ならではの植物と彫刻を楽しめる広い庭園です。夜はソフィア王妃芸術宮殿で華やかな舞台を楽しみましょう。さまざまなパフォーマンスが開催されるオペラハウスです。
市の中心部からカミンスアルグラウへは、バスか地下鉄を利用できます。このエリアにはたくさんのバス停があります。