ビオパルク バレンシアでは、アフリカの生息地を再現した環境で野生動物を間近に見ることができます。10 ヘクタール (25 エーカー) の敷地には、サバンナ、マダガスカル、赤道アフリカ、の3つのメインエリアがあります。歩道とトンネルがそれぞれのエリアを結び、観察地点へとつながっています。観察地点で観察者と動物を遮るものは、川、池、岩、ガラスの壁などしかありません。
最も広いセクションはサバンナのエリアです。アカシアの森と草原を散策し、シマウマやキリン、サイ、コウノトリなどを探しましょう。ツチブタの巣穴を歩くと、メクラネズミの地下の生態が見られます。見晴らしの良い岩場に座っているライオンにも目を光らせましょう。
次は、赤道アフリカのエリアです。ケニアに実際にある山腹の洞窟を再現した、キツム洞窟に行ってみましょう。洞窟の中で岩の割れ目をのぞいて、象の群れが草を食べているのを見てみましょう。付近には、様々な動物が集まる熱帯林があります。2 家族のゴリラが他の霊長類と関わる様子や、すぐ近くでバッファローやカワイノシシが草を食べる様子などを観察しましょう。湿地帯のエリアもお見逃しなく。カバやワニが、カラフルなカエルや水鳥と生息場所を共有しています。
マダガスカルのエリアでは、絶滅危惧種のハイイロジェントルキツネザルなど、7 種のキツネザルが見られます。解説センターでは、17 世紀にマダガスカルで起こった絶滅のプロセスを学ぶことができます。身長 3 m (10 フィート) のエピオルニスやメガラダピスなど、絶滅種のレプリカも探してみましょう。
鳥類や哺乳類の「生命のサイクル」のプレゼンテーションも見逃せません。かぎ爪を使ってサミゴが魚を捕る手法や、ジャッカルとハゲワシの遭遇場面などが見られます。プレゼンテーションは、アカシアとバオバブの木に囲まれた野外円形劇場で行われます。
ビオパルク バレンシアは、トゥリア庭園の東の端にあるカベセラ公園内にあり、バレンシアの市街中心地から車で 10 分、徒歩で 40 分です。公共のバスが動物園の入口近くに止まります。動物園には有料駐車場もあります。
ビオパルク バレンシアは毎日開園しています。開園時間は季節などによって変わりますので、公式ウェブサイトで詳細をご確認ください。