土浦は茨城県南部の中心都市として、力強く発展を遂げてきました。JR常盤線の土浦駅はつくば方面への観光客の出入りが多く、バスの路線数も豊富。豊かな自然に恵まれていますが、江戸時代の宿場町の風情が色濃く残る街でもあります。
駅のそばに広がるのが、琵琶湖に次ぐ面積を誇る霞ヶ浦。ここでは遊覧船を利用して、クルージングを楽しみましょう。湖岸沿いに位置する霞ヶ浦総合公園には、プールやネイチャーセンター、ドイツの飛行線をモチーフにしたジャングルジム、オランダ型の風車があります。風車の周りは季節に応じてチューリップや蓮の花が咲き揃い、展望台からは霞ヶ浦や土浦の街並みを一望できます。
駅から徒歩10分ほどの場所にある中城通りも注目スポットです。旧水戸街道の宿場町として栄えたこの界隈には、県指定文化財の矢口家住宅や神社仏閣が点在し、情緒ある雰囲気を醸し出しています。中でも江戸末期に建造された蔵を改築した土浦まちかど蔵「大徳」「野村」は一見の価値があります。大徳はれんこんサブレーなどの土浦名物の販売や資料が展示されており、その向かいにある野村はそば打ち体験や喫茶店として活用されています。
土浦駅からはアクセスも良いため、エクスペディアで自分好みの宿泊施設を見つけてください。