太地(たいじ)町は、古式捕鯨発祥の地として知られる“くじらの町”。海に突き出た二股の特殊な地形で、町の大部分は海に面しています。中心駅となるのはJR紀勢本線(きのくに線)の太地駅で、イルカのマークが目印の町営じゅんかんバスも発着しています。
くじらの町を称するだけあって、太地町にはクジラにまつわる観光スポットがたくさん。太地駅からバスに乗って数分の距離にあるのが、くじらの博物館です。世界最大の動物とされるシロナガスクジラの原寸大(体長26m)レプリカに圧倒されます。博物館には資料館や水族館、イルカショーやクジラショーが楽しめる場所も併設され、実際にクジラとふれあえる体験イベントも人気です。
また、太地駅からバスで15~20分ほど行くと、燈明崎・梶取崎といった捕鯨船団を指揮するために使われた“山見”があります。燈明崎の灯台は日本で最初のものとされており、梶取崎の灯台は風見鶏が鯨の形をしているのが特徴です。どちらも、海を望む絶景スポットとしておすすめです。
太地町内には、海側にオーシャンビューと鯨料理を堪能できるホテルや旅館があります。太地観光の際には、エクスペディアであなたの旅に最適なホテルを見つけてください。