桜井市は奈良県の中央付近に位置する、人口6万人前後の都市です。桜井駅は、JR西日本と近鉄大阪線の接続駅。周辺には市役所や税務署、市民会館などの公共施設が集中しています。
桜井市ではいたるところから土器が出土し、古墳が数多く残ることからヤマト王権の中心地であったと考えられている場所です。駅から徒歩18分の文殊院西古墳をはじめとした複数の古墳がそれを物語っています。
桜井市の観光は、桜井駅から伸びる「山の辺の道」を歩くのがおすすめ。この道は、記録に残る日本最古の道として知られ、道沿いにはさまざまな史跡や寺院が点在しています。日本最古級の神社とされる大神神社も、山の辺の道沿いにある神社のひとつで、「寺社仏閣好きなら必ず一度は訪れるべき場所」と言われることもあります。
そのほか、「花の御寺」とも呼ばれる長谷寺も人気のスポット。近鉄大阪線で2駅の長谷寺駅からアクセスできます。桜・牡丹・あじさい・寒牡丹などが咲き、紅葉の季節には赤く染まったモミジと五重塔の組み合わせが見事です。
桜井駅周辺にはあまりホテルがありませんが、近隣の三輪駅や長谷寺駅周辺もチェックしてみるとよいでしょう。エクスペディアで宿泊情報を確認し、訪れてみてはいかがでしょうか。