ロサンゼルスのチャイナタウンは、アメリカと中国の文化が融合した民族地区。ここでは、漢方薬からアジアのアートまで、さまざまなものを買うことができます。この賑やかなエリアには、伝統的な中国の商店以外にも、最先端のギャラリーやスタイリッシュなレストランがあります。珍しいスパイスやお手頃価格のアクセサリーの買い出しはもちろん、飲茶やクラフト ビールも楽しみましょう。
1938 年にユニオン駅が開設されるにあたり、もともとそのエリアにあった中国人のコミュニティは、立ち退きを余儀なくされました。同じ年にできたセントラル プラザは、賑やかで活気にあふれる広場。今もチャイナ タウンの中心として多くの人々が訪れます。このにぎやかなスポットは、夜がおすすめ。塔がネオンやランタンで彩られ、さらに活気づきます。
セントラル プラザから通りを渡ってチャンキン ロードへ。この通りには、街でも指折りのアート ギャラリーがあります。かつては単なるさびれた歩道でしたが、今やここはトレンド発信地。土曜の夜ともなれば、流行に敏感な人々がこぞってギャラリーにやってきます。また、ブロードウェイの西側にあるジン リング ウェイにも、現代アートのギャラリーがあります。
ランチには、セルフ サービス スタイルのフィリップ ザ オリジナルがおすすめ。フレンチ ディップ サンドイッチの元祖として知られています。1908 年創業のこの隠れた名物店は、パンチの利いた自家製マスタードでも有名です。
船乗りと漁師の守護神を祭った道教寺院、ティエン ハウ寺にも訪れてみましょう。入口にある柱の横には、美しい彫刻が施され、儀式に使う太鼓と鐘が吊るされています。寺の中に入ると、花崗岩を彫った虎と龍のレリーフがあり、その美しさには目を奪われます。
世界中のほかのチャイナタウンと同様に、旧正月の時期はロサンゼルスのチャイナタウンも年を迎えるお祝いムード一色。旧正月は、毎年 1 月後半から始まります。ひと月にわたるこのお祭りは、花火やショー、パレードなど、賑やかなイベントが盛りだくさん。この時期にチャイナタウンを訪れるなら、お正月の伝統料理、ニェンガオ (蒸し餅) を食べてみましょう。
チャイナタウンは、アラメダ ストリート、バーナード ストリート、イェール ストリート、シーザー チャベス アベニューに囲まれた地区にあります。屋外駐車場や車庫が数多くあるので、駐車には困りません。また、地下鉄のチャイナタウン駅も便利です。