風光明媚な湿地帯と、好奇心をそそる空軍基地の間に挟まれているのが、魅力的な街アズラックです。アズラックには、モスクやヨルダンのデザート キャッスル (砂漠の城) など、歴史的な観光スポットがあります。メインストリートを散策して、カフェやレストランに立ち寄り、地元の味や文化を体験しましょう。
街の東側に位置するアズラック湿地保護区が、街に飲用水を供給しています。この風光明媚なエリアのメイン ロッジに泊まり、ギフトショップでお土産を選びましょう。砂漠のフィンチ、ハシナガヒバリやチュウヒといった、空をなぞるカラフルな渡り鳥が見られます。マーシュ トレイルという、草原を蛇行する木でできた小道を辿ってみましょう。
街に戻って、迫力あるアル アズラック城に向かいます。要塞の大部分は 13 世紀に建てられましたが、この場所にはそれよりも前から、何らかの形態の城が存在していました。城を散策すると、中庭で小さなモスクを見ることができます。古代、この地域では木材が不足していたため、重い石が扉として使われていました。より近代的な景色が見たいなら、ムワファクサルティ空軍基地に飛行機が着陸するのを見に行きましょう。
湿地保護区に近い便利な場所に位置しているため、この街は長い間、戦略的に重要とされてきました。オアシスは、広大な砂漠の一帯で真水を手に入れることができる、最後の要所でした。アズラックは、湾岸戦争中にトランジット キャンプがあったところで、シリア内戦の際には難民キャンプが設営されました。
アズラックはヨルダン北部のザルカ県にあります。サウジアラビアとの国境の少し西にあたります。アンマンから車で東へおよそ 100 km (60 マイル) 走ると、90 分もかからずに到着します。
アズラックは、砂漠の中心でその水と歴史的な施設を誇る、素晴らしいオアシスです。