アラスカ ネイティブ ヘリテージ センターは、ヨーロッパからの入植が始まる前からアラスカに住んでいた 11 民族について知ることができる興味深い文化施設です。センターは1999 年、先住民族の自尊心と誇りに敬意を表すことを目的に設立されました。ホール、博物館、シアターで、アラスカ州の歴史において重要な役割を担ってきたアラスカ先住民たちの暮らしぶりを伝える展示品や映像をご覧ください。11 ヘクタールにおよぶ森林を散策し、先住民族について学びましょう。
6 棟の実物大の住居を見学し、アラスカ州の歴史に触れてください。住居づくりや、その中での暮らしについてガイドに尋ねてみるのもいいでしょう。先住民の住居は、絵葉書のように美しいティウラナ湖の周辺に再現されています。きれいな景色に囲まれてピクニックを。イヌピアック族のエリアでは、土に埋められたクジラの骨を発見できるかもしれません。各住居に解説者がおり、そこに棲んでいた民族の文化について教えてくれます。
モバイル アプリを利用したオーディオ ツアーもありますのでお試しください。案内所でヘッドフォンをレンタルし、アラスカ先住民族文化の知られざる面を紹介するビデオを観るのも興味深い体験です。ホール オブ カルチャーにはアラスカ先住民アートが展示されています。アートの販売業者に、作品のテーマやスタイルについて尋ねてください。
お子様たちは、センター内に隠された物を探しあてる宝探しに参加することができます。先住民族の生活をテーマにした展示品はウェルカム センターにあります。この地域の先住民族の言葉も、いくつか覚えてください。チーム ベーカー ツアーに参加すれば、犬ぞりを経験することができます。センター内にはカフェもありますから、コーヒーやスナック類をどうぞ。
アラスカ ネイティブ ヘリテージ センターは夏の間毎日、朝から夕方まで開いています。入場は有料。子供割引があります。幼児の入場は無料です。冬の間センターは閉鎖していますが、時々、無料のイベントが開催され、その期間は冬でもオープンしています。
センターに行くには、アンカレッジの中心部から北東に 11 km 車を走らせてください。無料駐車場が利用できます。車でセンターに向かう途中、ロシアン ジャックス スプリング パーク ノースを通るため、所要時間は 20 分ほどです。センターの東側には、ムース ラン カントリークラブやシップ クリーク、コットンウッド パークなどの見どころがあります。