永平寺町は、曹洞宗大本山・永平寺の門前町として知られた、福井県北部にある町です。町に中心駅はなく、各駅は目的地により使い分けられています。
永平寺は1244年に道元禅師によって開かれた寺院です。境内は樹齢700年の古杉に囲まれ、回廊で結ばれている七道伽藍ほか大小70棟余りの建物が並びます。荘厳な雰囲気の中、今でも多くの僧が厳しい修行に励む当寺では、参拝者も写経や座禅などに予約不要で参加できます(開催日は要確認)。永平寺へは、最寄りの永平寺口駅からバスが運行しています。車で移動する場合は、駅から15分弱の距離です。
永平寺の奥には永平寺ダムがあります。お寺の参拝の後は、そのままハイキングがてらにダム見学はいかがでしょうか。永平寺の駐車場から10分ほど歩くと、高さ55m、堤頂長177mに及ぶダムが現れます。元気があれば、ダム湖・大佛湖の上流端の登山口から、そのまま大佛寺山登山にチャレンジも可能ですよ。途中にある虎斑の滝や、新緑や紅葉など季節の景色を愛でながら、山頂へは約1時間で到着します。
永平寺町へ訪れる際は、宿泊施設が多い福井駅周辺でのステイがおすすめです。観光の行動範囲が広がる交通アクセスの良いホテル探しを、エクスペディアがお手伝いします。