上海新天地南里 ツアーとアクティビティ

上海の中心地に位置する歩行者天国の新天地は、テラス席のあるレストランや上品なバー、おしゃれなブティックを探している人にとって、まさに都心の天国のような場所です。特筆すべきは、再開発が行われたにもかかわらず上海独特の建築物が大切に保存されている点で、このエリアの細い路地にかつて暮らしていた人々の生活を垣間見ることができます。 新天地は「石庫門住宅」が建ち並ぶことで知られています。石庫門住宅は 1800 年代中期に作られた文字通り石の門がある住宅で、東洋と西洋の要素が融合した独特な建築様式が、上海の中流階級の間やこのエリアの生活を称える作品を残した地元の文士の間で人気を博しました。ぜひ、狭い路地に並ぶ石倉門住宅の石細工やタイル張りの外観を眺めながら、散策してみてください。特に注目なのは、入口の上に施された彫刻と重厚な木製の扉です。 1920 年代の新天地での生活がどのようなものか雰囲気を味わいたければ、石庫門・屋里廂博物館へ向かいましょう。2 階建の興味深い博物館で、5 つの部屋には雑誌や調理器具、玩具や家具など当時の様子がうかがえる品々が展示されています。「亭子間」と呼ばれる、主に若い作家が暮らしていた狭い部屋ものぞいてみてください。「亭子間作家」と呼ばれる彼らの当時の部屋の様子が再現されています。 この博物館からほど近い場所には、中国共産党第一次全国代表大会が開催された会場があります。- 中国共産党が誕生したといわれる歴史的会場で、現在は当時の写真や文書、資料などが何千点も展示される興味深い博物館になっています。ギフト ショップでは共産党にまつわる土産物や毛沢東の記念品を買うことができるので、のぞいてみてください。石庫門・屋里廂博物館を除く新天地に現存する石庫門住宅のほとんどは、モダンな作りに大幅に改装され、おしゃれなレストランやスパ、バーやブティックとして使われています。暖かい季節には、軒を連ねるカフェやレストランのテラス席で、ダンプリングなどその店自慢の料理を味わいましょう。夜になったら、生バンドや国際的に活躍する DJ の音楽が楽しめるクラブへ繰り出すのもおすすめです。 新天地は上海の市街地から歩いて 20 分ほどの場所にあり、バスや地下鉄でも行くことができます。