緑色の鋼鉄製アーチが特徴のタイン橋は、ニューカッスルの街並みを代表する建造物です。1925 年に建造が始まったこの背の高い橋は、かつては産業革命で栄え、現在は技術革新による発展を見せるこの街を象徴しています。車で橋を渡って、ニューカッスルとゲーツヘッドの街並みを眺めましょう。
街頭から橋の写真を撮影。街のいたるところで売られている絵葉書やお土産にも多く描かれているタイン橋。地元の人々にとって大切な存在であることが分かります。橋は全長 162 m、水面から路面までは 26 m です。
橋は、夜になるとライトアップされます。橋の下を通る船や、鋼鉄製の大きなアーチをじっくり観察しましょう。橋の上からは、美しい街並みや他の橋を眺めることができます。橋は、車両と自転車の他、歩行者も渡ることができます。すぐ近くにゲーツヘッドミレニアム橋があります。船を通すために歩道面が週に 1 ~ 2 回斜めに傾くという非常にユニークな構造をしています。
タイン橋が街の歴史の中で果たしてきた役割について話を聞きましょう。橋は 1928 年に開通。竣工式にはジョージ 5 世とメアリー妃が出席しました。橋を手掛けたのはシドニー ハーバー ブリッジを設計した会社。タイン橋はオーストラリアのこの橋の小型版として造られました。
キーサイド地区の見どころをいくつか訪ねてみましょう。旧製粉所を利用したバルティック現代美術センターでは芸術鑑賞。国内外の著名なアーティストによる現代美術が展示されています。興味深い現代美術をじっくり見て、作品に込められた思いを感じてみてください。
この美術館の近くにガラスの曲線美が目を引くセージゲーツヘッドがあります。最先端の現代的なコンサート会場で素晴らしい音響が楽しめます。時代を先取りしたような光り輝くこの建物と古い製粉所を再生させたバルティックの建物は実に対照的です。
タイン橋の車両通行は無料。いつでも通行できます。橋は、ニューカッスル中心部にあるキーサイド地区の西端に位置します。ニューカッスルとゲーツヘッドの街を結ぶタイン橋は、街のシンボル的存在であるゲーツヘッドミレニアム橋のすぐ西側に架かっています。グレートノースランというハーフマラソンが 9 月に開かれ、5 万人を超すランナーがタイン橋を走り抜けます。