ロイヤル エクスチェンジは、ロンドンの金融取引の中心機関、王立取引所が入っていた 19 世紀の建物です。8 本のコリント式の円柱と梁をもつパティオがある、威風堂々たる新古典主義の建物には、現在はオフィス、ブティック、レストランなどが入っています。贅沢品を売るショップを歩きながら、かつての取引の様子を思い描いてください。
初代の王立取引所が建造されたのは 1571 年のことでした。現在の建物は 3 代目となります。最初に王立取引所を設立したのは、王室金融代理のトーマス グレシャムでした。建物は 2 度の火災に遭い、1840 年代に現在の建物が建造されました。そして 2001 年、高級ショッピング センターに生まれ変わったのです。
初代ウェリントン公爵の騎馬像がある、エレガントなファサードをカメラに収めましょう。ロイター通信の創設者、ポール ジュリアス ロイターの像もあります。
建物の中心部にある優美なコートヤードのグランド カフェ (Grand Café) でお食事はいかがですか。ソーテレイユ レストラン (Sauterelle).のバルコニーからは、このグランド カフェが見渡せます。ギャラリー (Gallery) やスレッドニードル バー (Threadneedle Bar) でディナーを楽しむのもステキです。いずいれもアーチが並ぶコートヤードの側面に並んでいます。アーチ型の天井をもつ地下にあるインペリアル シティ レストラン (Imperial City) も目を見張る素晴らしさです。
化粧品やジュエリー、アートなどを扱う高級ブティックでショッピングを。ブルガリ、エルメス、モンブラン、ティファニーなどの高級ブランドがショップを構えるとても贅沢なショッピング センターです。
マッサージなどのサロンもあります。商品に人の名前や社名をエンボスで入れてくれる店もあります。建物内では、新作の香水の発表会やエチケット、インテリアのワークショップ、ポップアップ ショップなどのイベントも開催されます。
レストラン、ショップの営業時間はそれぞれ異なりますのでご注意ください。ほとんどのブティックは月曜日から金曜日の朝から夕方までオープンしています。
ロイヤル エクスチェンジに行くには、地下鉄に乗りバンク、カノン ストリート、リバプール ストリートのいずれかの駅で下車してください。ショッピングと食事が楽しめるロイヤル エクスチェンジは、イギリスの金融の中心地であるシティ オブ ロンドンにあり、イングランド銀行、市長官邸のマンション ハウスに隣接しています。