チーター、ヌー、数百種類の鳥類が 3,800 ヘクタール (9,390 エーカー) の大地で自由に動き回る姿をリットフレイ自然保護区まで眺めに行ってみませんか。ドライブ、ハイキング、キャンプのうち好みの形態で、草原、丘陵、密林を含む広大な動物園内を探検しましょう。
リットフレイ自然保護区に生息する動物の数は、約 2,000 頭に及び、都市部の自然保護区では世界最大規模と言えます。園内を車で移動しながら、ヌーの黒々とした巨体、南アフリカのアンテロープ種「ブレスボック」の姿、アリ塚を探してみましょう。
ライオンがいる辺りは、園内のほかの部分と区切られており、野生の強大な肉食獣も安心して見物できます。ガイドと一緒にライオン区画内に入るツアーに参加したい場合は、保護区内のコーヒーショップで申し込みます。
バードウォッチングが好きな人は、240 種を超える鳥類が住むリットフレイ自然保護区が気に入ることでしょう。大型種の密度が最も高い場所は、貯水池の周りに広がる湿地ですので、出向いてみてください。貯水池の水面をサンショクウミワシがかすめ飛び、獲物を捕まえる様子、ムラサキバンの鮮やかな羽色が、岸辺を彩る姿を見てみたいと思いませんか。
何本も敷設された散策道でハイキングを楽しんでみましょう。小屋で 1 泊し、足掛け 2 日で自然を味わうガイド付き有料ツアーも用意されています。事前予約しておけば、馬に乗って保護区内を回ることもできます。これらのツアーの出発地は、保護区内のコーヒーショップです。
ここの保護区内は夜間ドライブで夜行性動物を見ることもできます。ツチブタ、ハイエナ、ヤマアラシが食べ物を求めて地面を掘る様子を目撃しに行きましょう。1 か所に落ち着いて朝まで過ごしたい場合には、保護区内のキャンプ場で野営でき、食事を自炊するバーベキュー設備も完備されています。
リットフレイ自然保護区は、この公園内にあるリットフレイ ダムにちなんで名づけられました。このダムはプレトリアに必要量の 1/5 近くを供給している水源で、このダムの隣にある貯水池では、ティラピア、イエローフィッシュ、ナマズなどの淡水魚釣りを楽しめます。
リットフレイ自然保護区はプレトリア中心市街から南へ 26㎞ (16 マイル)。交通手段としては、長い園内道路を自由に移動できる車が最適です。
この自然保護公園は年中無休、入場は有料です。ガイドが関わるアクティビティはすべて別途料金が必要です。