大崎上島の旅館

大崎上島とその周辺にはホテルや旅館などさまざまな形式の宿泊施設がありますが、旅館は日本独特のスタイルの宿泊施設です。旅館がホテルと大きく違う点は、玄関で靴を脱ぎ、室内用のスリッパに履き替えることです。客室の外であってもスリッパや浴衣で出歩くことができます。料金は 1 泊 2 食付きなど、食事代込みであることが一般的で、食事は客室へ運ばれる場合と、食事用の大広間や個室が用意されている場合があります。寝具は和室の畳の上に布団を敷く方式が一般的で、頃合いを見てスタッフが整えてくれますが、最近では特に外国人や高齢者のお客様向けに、ベッドがある客室を用意しているところも徐々に増えてきました。入浴は旅館内の大浴場に入るのが一般的ですが、客室に浴室や露天風呂が付いている場合もあります。

現在、大崎上島には 7 軒の旅館があります。

はい、あります。露天風呂から美しい瀬戸内海を眺め、新鮮な海の幸を堪能できる旅館があります。

エクスペディアで検索する際に、「絞り込み条件」の「施設タイプ」で「旅館」を選択してください。希望に合わせてその他の条件を追加して、料金や旅館のある場所、客室や浴室の広さや設備などをよく比較検討してみてください。利用者の口コミなども選ぶ際の参考になります。

現在、最も安い料金は 1 泊あたり ￥15,619、最も高い料金は ￥75,532です。

検索する際に、「目的地」に「大崎上島」と入力し、「絞り込み条件」の「施設タイプ」で「旅館」を選択し、「並べ替え条件」を「料金」に設定すると、料金の安い順番に検索結果が表示されます。また「予算」で希望する料金の範囲を指定することもできます。

観光以外にもマリンスポーツなどさまざまな楽しみ方のある大崎上島ですが、一般的に最も人気のある時期は、です。逆に最も空いているのは と言われています。

大崎上島は、瀬戸内海の他の島と違って本土と橋で繋がっていないため、船で行く必要があります。古くは風待ち、潮待ちの港として栄え、今はミカン栽培と造船所のある島として知られています。木江 (きのえ) 地区には天然の良港として栄えた時代の町並みが残り、大正時代以降に建てられた貴重な家々が見られます。海と島の歴史資料館 (大望月邸) は明治時代に活躍した政治家の生家。江戸時代末期から明治時代にかけて栄えた豪商の家を保存、改修した資料館です。海水浴ならば大串海水浴場や野賀海水浴場へ。また島の伝統芸能の「櫂伝馬 (かいでんま)」は、手こぎの和船によるボートレース。6 月と 8 月のお祭りで開催されます。そして大崎上島のほぼ中央にそびえる標高 453 m の神峰山 (かんのみねやま) の山頂展望台からは、美しい瀬戸内海を一望できます。

木江地区の古い町並みは徒歩でゆっくり散策しましょう。島内を巡るにはレンタサイクルや、モビリティと呼ばれる前後 2 人乗りのユニークな超小型電気自動車を借りると便利です。島内には島民の足となっている路線バスやコミュニティバスもあり、地元の雰囲気を味わうことができます。島内を効率よく回るならば自動車もおすすめですが、島にレンタカーの営業所はないので、広島県内の別の場所でレンタカーを借りて、フェリーで渡ることになります。

大崎上島の宿泊施設は島全体に点在しています。また島の南東端には、露天風呂のある「きのえ温泉ホテル清風館」があります。島内の宿泊施設には限りがあるので、満室の場合は周辺の島や本州側も検索してみることもおすすめします。

「きのえ温泉ホテル清風館」には露天風呂付き、半露天風呂付きの客室があります。ホテルという名前が付いていますが、半数以上の部屋は和室で、ゆっくりとくつろげます。

「きのえ温泉ホテル清風館」の温泉の泉質は、ナトリウムやカルシウムを多く含んだ塩化物冷鉱泉。神経痛、関節痛、冷え性、高血圧など、幅広い効能があると言われています。オーシャンビューの露天風呂からは瀬戸内海を一望できます。

はい。「きのえ温泉ホテル清風館」の客室からは、島々がぽっかりと浮かぶ瀬戸内海の絶景を眺めることができます。きっとロマンチックな時間を過ごすことができるでしょう。