ノーフォークは、エリザベス川がチェサピーク湾に流れこむ河口に広がる水際の街です。船乗り向けのいかがわしいバーが軒を連ね、悪名をはせた時代もありましたが、ダウンタウンの再開発により、誰もが気軽に訪れ、観光できる文化の中心地となりました。
ノーフォークは 1682 年に建設され、独立戦争でほぼ焦土と化した後、まずは活気あふれる海港として、次いでアメリカ海軍大西洋艦隊の戦略的基地として台頭しました。現在も海軍色が色濃い街ですが、その他の見どころにも人気が集まっています。
中心部にあるウォーターフロント地区は、たっぷり 1 日以上かけてお楽しみください。企業のオフィス、店舗、バー、ビストロなどが入った高層ビルの合間に、この街きっての人気名所がいくつも隠れています。海とともに発展してきたノーフォークの歴史は、体験型展示が充実した科学技術センター、ノーティカスで詳しく知ることができます。アメリカ海軍史上最大級の戦艦 USS ウィスコンシンは、博物館の複合施設を構成する要素として組み入れられています。
この地域を訪れたら、第二次世界大戦の英雄ダグラス マッカーサーをたたえるマッカーサー記念館を見ていってください。さまざまな展示を通じて、マッカーサー元帥のキャリアとともに、第一次世界大戦から朝鮮戦争まで戦地に赴いた数百万のアメリカ人について知ることができます。ここにはマッカーサー元帥夫妻のお墓もあります。
海軍を支える街としてのノーフォークについて詳しく知りたい人には、世界最大級の海軍基地であるノーフォーク海軍基地のツアーがおすすめです。
ノーフォークは、アメリカの創成期に建設された都市です。その中でも特に古い、フリーメイソン地域へ行って石畳の街路を歩くと、レンガで建てられたアメリカ最古級の家屋、モーゼス マイヤーズ ハウスが見えてきます。
ノーフォークはアウトドアの見どころも豊富です。タウン ポイント パークで頻繁に開催されるフェスティバルに参加したり、ノーフォーク植物園をはじめとする施設で自然の素晴らしさをじっくり味わったりしてお過ごしください。
ノーフォークは楽に名所を巡ることができる街で、歩行者にやさしい通りも多く、電気軌道システムの NET コネクターのネットワークが、半径 3 km (2 マイル) の市街地をカバーしています。ノーフォークの主要な見どころの多くは、中心部の圏内か、中心部から車またはタクシーで 15 分の範囲に収まっています。