地元の植物から世界中の植物まで集まるブルックリン植物園はプロスペクト パークにあり、園芸好きにとっては天国。1910 年に設立された庭園は、21 ヘクタール (52 エーカー) の敷地に広がる伝統ある造園と建築が特徴です。桜が水面に映る日本風の池を眺めたり、地元ニューヨークの原生林が残る遊歩道を散策したりして、世界中を旅した気分になりましょう。
ネイティブ フローラ ガーデンはブルックリン植物園に最初に造られた庭園。乾燥した草地や松の低木が茂る荒原、背の高い針葉樹林を通り過ぎて、小川や澄んだ池を巡りましょう。次は 19 世紀の吟遊詩人の時代にさかのぼり、シェイクスピア ガーデンを探索。この英国式コテージ ガーデンでは、劇作家の脚本や詩に記されている 80 種以上の植物を楽しめます。
花の香りに誘われて、アリス レックナーゲル アイリス フレグランス ガーデンへ入ってみましょう。この庭園は目の不自由な人のために造られました。勾配の緩やかな歩道と点字案内板があり、すべての人にとって利用しやすい場所になっています。子供たちはチルドレンズ ガーデンで植物の仕組みを学べます。また、園芸の才能を伸ばす一連の教育プログラムも主催しています。
ウォーター ガーデンで湿地と水辺の植物を見つけ、リリー プール テラスで夏に咲く睡蓮を鑑賞しましょう。春に来るなら、チェリー エスプラネードを彩るピンク色の桜並木は必見。ジャパニーズ ヒル & ポンド ガーデンは、日本人造園家、塩田武雄の傑作です。クランフォード ローズ ガーデンでは、1,000 種類以上のバラを見て回れます。
スタインハート コンサーバトリには、熱帯、温暖、砂漠地域の植物を展示する一連のパビリオンがあります。盆栽や蘭の花、熱帯の水草を観察してみましょう。コンサーバトリにあるアートギャラリーの展示品を見るのもお忘れなく。
ブルックリン植物園はプロスペクト パークの北東端にあります。地下鉄のイースタン パークウェイ ブルックリン ミュージアム駅から簡単にアクセスできます。車なら、近くの有料駐車場を利用できます。庭園の入園料には、学生と高齢者の割引があります。12 歳未満の子供は無料。休園日は月曜日です。