クアラルンプール郊外にある国立動物園は 45 ヘクタール (110 エーカー) の広さを誇り、400 種類を超える動物たちが 5,000 頭以上飼育されています。トラ、ゾウ、鳥類、クマ、マレーシアの霊長類をはじめ、カンガルーやペンギン、キリン、カバなど世界各地の動物たちも集められています。 アフリカのライオンやベンガルトラ、マレーシア トラのいるキャット ウォークも必見。このネコ科の動物たちを集めたエリアは野生環境がそのまま再現されており、水浴したり遊んだりできる水辺もあります。またアフリカン サバンナは、ひとつの巨大な空間でさまざまな種類の動物たちを飼育している整備の行き届いたエリア。希少種のシロサイやキリン、レイヨウ、シマウマなどが森林や草原などそれぞれに適した自然環境の中で棲息しています。 この巨大な動物園では終日楽しむことができます。オーストラリアン プレーンズへ向かえば、ワラビー、ヤブワラビー、カンガルーやエミューたちに出会えるでしょう。世界中のカラフルな鳥たちが飼育されている隣のバード アビアリーや、毎日午前 11 時に行われるフンボルト ペンギンの公開餌付けもおすすめです。元気に水中に飛び込むペンギンたちを近くで眺めることができます。 ヒョウやピューマ、シマハイエナが闊歩するマンマル キングダムもお見逃しなく。南米のカピバラや野生のジャコウネコもいます。エイプ センターではチンパンジーやオランウータンが木登りをしたり、枝の上で集っていたり。ナイルカバやヘビ、ワニ、両生類、昆虫類などこのほかにもさまざまな動物がいるので、園内はじっくり散策してください。 子ども向けのアクティビティも用意され、特定の動物たちとの写真撮影や、日に 2 回開催されるアシカ、マカクザルとコンゴウインコのショーなどが人気です。 国立動物園はクアラルンプール市街地から 21 km (13 マイル) ほどのウル クランに位置しています。市内のほぼ全域から公共交通機関で行くことができるほか、有料パーキングもあります。動物園は主要な宗教祭日および文化祝日を除き年間を通じて毎日開園しています。入場は有料です。