タコマのガラス美術館では、手作りのすばらしいガラス工芸品を見ることができます。常設コレクションの中には、屋外に設置された目を見張るような作品を含め、世界中から集められた現代の作品を収蔵。体験ワークショップや、吹きガラス講座、子供向けの教育プログラムなども開催しています。
屋外のメイン広場には、マーティン ブランク作のガラス作品「フルーエント ステップス」が 64 m に渡って続いています。「滝」、「こだま」、「クリスタル スキン」、「たなびき」と名付けられた、4 つの小さなガラスの島に注目。「フルーエント ステップス」は 700 点を超える手作りのガラスからできた作品です。水のさまざまな形を表しています。
展示品の中には、有名作家の作品も、新進気鋭の作家の作品もあります。常設コレクションとして展示されているキャピー トンプソンの「ギャザリング ザ ライト」は必見。ガラス作りの様子が繊細に描かれた、幅 5 m の大作です。
ホット ショップには、才能のあるアーティストが融解ガラスで作った作品があります。ホット ショップ エリアは、高さ 27 m の鋼鉄製の円すいの中にあります。この美術館を象徴するデザインの建物です。
ミュージアム ショップに立ち寄って、お土産に国内外のアーティストによるガラスやセラミックの手作り作品を買って帰りましょう。他にも、アクセサリー、書籍、おもちゃなどのお土産品が売っています。館内には、コーヒーやお菓子、アルゼンチン風のランチが楽しめる小さなカフェもあります。
巡回展も見応えあり。世界各地で作られた斬新なガラス工芸にスポットライトを当てています。月に 1 度開催されるファミリー デイに参加すると、工芸品作りのようなアクティビティが楽しめます。
ガラス美術館は、タコマの中心地から約 1.6 km の場所。美術館へ行くなら、ぜひチフリーのガラス ブリッジを歩いて渡りましょう。タコマ市街地と美術館をつなぐ 152 m のこのトンネルには、色とりどりのガラス作品が設置されています。車の場合は、タコマ リンクのタコマ ドーム駅近くに駐車するか、美術館地下の駐車場を利用しましょう。美術館は入場料が必要ですが、5 歳以下の子供は無料です。
ガラス美術館は、子供連れにもおすすめのスポット。教育プログラムや吹きガラスのデモンストレーションもあり、美しいガラス作品のコレクションが目を楽しませてくれます。
