カンタベリー大司教のロンドンにおける公邸、ランベス宮殿。歴史ある大邸宅をツアーで見学し、周りに広がる美しい庭園をゆっくりと散策してみましょう。
ランベス宮殿は、約 800 年もの間、カンタベリー大司教の邸宅兼執務局としてその役割を果たしてきました。13 世紀の礼拝堂や地下室、特別室の内部を見学しましょう。時間があれば、豪華な庭園を散策してください。
13 世紀に最初に建設されたこの宮殿。その初期構造はわずかな部分しか現存していません。ツアーに参加し、赤いレンガでできたチューダー様式の守衛詰所を見学しましょう。これは、宮殿の一連の建物の中でも一番の見どころと言えます。ジョン モートン枢機卿により 1940 年頃に建造されたもので、5 階建ての塔 2 棟と胸壁が特徴的です。
敷地内のツアー中にはガイドが何年もの間の宮殿の変容を解説してくれます。地下室に下りたら勝利のキリストのフレスコ画をお見逃しなく。1966 年に教皇パウロ 6 世からラムゼイ大司教に寄贈されたものです。
ランベス宮殿の庭園は、ロンドンでも最も歴史ある栽培庭園のひとつに数えられます。春になると、この 4 ヘクタールの庭園では、多くの球根やつぼみを目にし、カラフルな植物たちの咲き乱れる様子を見学できます。
ランベス宮殿はまた、ウェストミンスター寺院や国会議事堂、テート ブリテンなど多数のロンドンの観光名所にも隣接しています。合わせて、帝国戦争博物館も訪れてください。英国軍や数々の戦争にインスピレーションを得た芸術作品などが展示されています。
ランベス宮殿はテムズ川の南岸に位置しています。地下鉄ランベス ノース駅が最寄駅です。庭園は 3 月から 10 月の第 1 水曜日にのみ公開されています。ツアーは不定期に行われるので、日時および料金については Web サイトをご確認ください。宮殿には小さなギフト ショップもあり、お土産やガイドブックを販売しています。