モンテレーにおける産業の歩みと、テクノロジーの未来、双方をバランスよく組み合わせた博物館。メキシコの主要産業に関する情報や知識に触れることができます。オルノ 3 スチール ミュージアムは、建造物としても鑑賞に値するもので、世界の雑誌や建築家から高く評価されています。2005 年から 2007 年にかけて実行された改築プロジェクトにより、使用済み溶鉱炉が 9,000 ㎡ (29,528 平方フィート) の展示スペースへと形を変えたのです。メキシコ鉄鋼業について知識を深め、この国の産業分野、テクノロジー分野で起きている革新の数々を発見してください。
地上 70 メートル (230 フィート) の溶鉱炉は、モンテレーの街にひときわ高くそびえていますが、オルノ 3 スチール ミュージアムの展示スペースの大半は地下階にあります。正面入り口から入ると、建物の中心を占める鉄の階段が目に飛び込んできます。その美しいデザインをご覧ください。その後は、シャフトの全長 199 メートル (656 フィート) のエレベーターで地下に下り、常設展を見て回りましょう。
オルノ 3 スチール ミュージアムでは、モンテレーの産業の歩みに焦点を当てていますが、モンテレーを21世紀へと導いた科学、技術、革新分野にも同様に重きを置いています。巨大な炭鉱や、露天掘りの鉄鉱石鉱山をご覧ください。昔の鋳造所だったキャスト ホールでは、溶鉱炉の作業を再現した、火花飛び散るショーを見学することができます。鉄の建物の最上階に上り、モンテレーのパノラマビューをご覧ください。遠くの方には、鞍の形をした山、セロ デ ラ シジャが見えるでしょう。
オルノ 3 スチール ミュージアムは、サンタ カタリーナ川の岸辺にあるフンディドーラ公園内にあります。博物館へはバスでアクセスできます。また、市内中心部のほとんどの場所から、歩ける距離です。公園周辺には、パーキングメーター付き路上駐車スペースがいくつかあります。博物館の休館日は月曜日。見学には、入館料が必要です。