地上 238 メートルの高さには中国中央電視台の展望台があり、ここからは首都北京市の摩天楼を一望に眺めることができます。
タワーの全長は 405 メートルあり、世界最大級、20 世紀 90 年代の十大建築の 1 つとも言われています。回転式の展望台には屋外のバルコニーが備え付けられており、スリリングな眺めをお楽しみいただけます。
また、この展望台の高さからは、北京市の周囲を取り囲む山脈まで遠くに見えます。望遠鏡を使えば、明清朝の旧王宮である紫禁城や頤和園などの有名な北京市内の観光スポットもクローズアップでチェック可能です。展望台を訪れるなら、暗くなる前の夕暮れ時がベスト。北京市内にちらばる庭園の湖面や摩天楼、寺院などが最も美しく幻想的な色に染め上がります。
タワーの展望台からの眺望を堪能したら、その後はぜひ、19 階にあるテレビ カルチャーホールで、北京市を代表するこの超高層タワーの歴史について学んでみましょう。セントラルラジオ&テレビタワーは、中央電視台の電波塔として 1992 年に竣工。現在では、中央電視台の放送設備は中央電視台本部ビルに移動してしまったものの、今でも昔のスタジオを観てまわることができます。
18 階には、360 度 1 周するのに約 80 分ほどかかる回転式レストランが備わっており、ゆっくりと変わりゆく眺望を満喫しながら、中華料理と西洋料理のビュッフェをお楽しみいただけます。
食事の後は、エレベーターでタワーの地階へ。数多くのレストラン、土産物店、映画館、フィットネスクラブの他に、水族館をお楽しみください。
これだけではありません。タワーのすぐそばには、北京市十大公園のひとつ、チューリップや桜の美しい花々や楽しめる玉淵潭公園もあります。
セントラルラジオ&テレビタワーは北京市海淀区に位置し、アクセスには北京地下鉄 1 号線の公主墳駅が最も便利です。タワーの高層階へのアクセスは有料ですが、タワー内レストランの利用客は無料でアクセス可能です。