フィールド自然史博物館は、ダウンタウンの南隣、シカゴパーク地区にあるミュージアム キャンパスと呼ばれる複合エリアの中にあります。 (ジョン・G・シェッド水族館とアドラー プラネタリウムに隣接)。コレクション数は 200 万点以上。すべてが展示されているわけではありませんが、考古学、歴史、科学に関する豊富な資料を見ることができます。
この博物館の目玉は、「スー」。今まで発見された中で、最も完全体に近いティラノサウルス レックスの骨です。全長約 13m、腰までの高さ約 4m。6500 万年以上前の化石です。エボルビング プラネット (地球の進化) 展の中で、他のたくさんの恐竜の化石と一緒に展示されています。骨や岩、対話型の展示品を通して、40 億年にわたる生物の進化を学んでください。
スーだけでも訪れる価値はありますが、もちろんその他にも夢中になれる見どころが満載。半日くらいはあっという間です。エジプトやアメリカ大陸などの古代文明についても、複数展示のある充実ぶり。古代エジプト展では、23 体の人間のミイラに加え、動物のミイラ、ひつぎ、神殿を展示しています。
ネイチャー ウォーク展、マンマルズ オブ アジア (アジアの哺乳類) 展、マンマルズ オブ アフリカ (アフリカの哺乳類) 展では、ライオンやゾウなどの動物のはく製が、所せましと飾られています。
グレンジャー ホール オブ ジェムズ展は、世界中から集めた宝石を展示しており、うっとりするほど美しい希少なダイヤモンドを見ることができます。中には 8 千年前の宝石も。土の中に住む虫の生態を知ることができるアンダー グラウンド アドベンチャー展も見逃せません。科学実験室がどんな場所なのか知りたければ、マクドナルド化石標本研究所と DNA 研究センターへ。科学者がどんな風に化石の標本を作り、DNA を抽出するのか、つぶさに観察することができます。
定期的に移動展示会や特別イベントも開催されます。詳しくは博物館の公式ホームページをご覧ください。クリスマス以外、毎日開館。お子さまと 65 歳以上の方は割引価格でご利用いただけます。