クラレンスハウスはイングリッシュ ハーバーの東岸の丘の上に建つ、植民地時代に建てられたエレガントな名所です。邸宅を訪れ、今も良い保存状態で残されている年代物の家具で装飾された部屋を見て回ったり、ネルソンズ ドックヤードの景色を楽しんだりしてはいかがですか。クラレンスハウスはかつてはイギリス王室や海軍大将が休暇に訪れる人気の邸宅でした。今日では、アンティグア バーブーダの総督の邸宅であるほか、私的な催しの会場としても利用されています。
1783 年に建てられたこの邸宅は、1803 年に大規模な改装を受けました。1990 年代にハリケーンによって建物が深刻な被害を受けたため、2016 年にさらなる修復が行われました。ロッジアスタイルのバルコニーへと続く石段など、ジョージアン様式とパラディオ様式の建築要素が取り入れられています。この邸宅の過去の訪問客の中には、ウィリアム 4 世、マーガレット王女、ヘンリー王子などのイギリス王室の一員などもいます。
総督の留守中に邸宅で開催されるガイド付きツアーに参加しましょう。住居を訪問したり、過去の訪問客に関する話を聞いたり、建物の変遷について学んだりすることができます。見どころは、マホガニー製四柱式ベッドとエレガントな長椅子が備わったベッドルームです。別の部屋には、室内用便器が組み込まれた 18 世紀のタンスと木製の浴槽があります。
日によっては、邸宅の滞在者の都合により、200 年の歴史を誇る修復済みの外観のみの鑑賞になる場合もあります。庭園からはいつでも見事な眺めを楽しめます。フリーマンズベイの輝く海を見下ろしながら、マリーナに停泊している豪華なヨットを見たり、ネルソンズ ドックヤードの後ろにそびえる緑の丘を眺めたりして過ごせます。
クラレンス ハウスへのアクセスは、ネルソンズ ドックヤードからタクシーを利用すると簡単です。体力があるなら、歩いてみてもよいでしょう。ドックヤードから徒歩で約 40 分です。近場の観光スポットと合わせて巡るのがおすすめ。ダウズヒル インタープリテーション センターの歴史を掘り下げてみたり、シーレイハイツからのパノラマの景色を楽しんだりしてはいかがですか。