聖母マリア ビフォア ティーン教会 ツアーとアクティビティ

ローマカトリック教会に属するティーン教会は、まるでおとぎ話から抜け出てきたような外観で、ゴシック様式の尖塔 (せんとう)、ルネサンス様式の装飾、バロック様式の内装と、まさに豪華絢爛 (けんらん) です。象徴的な祈りの場として、プラハで最も写真に収められている名所の 1 つです。建築や歴史、宗教図像に興味がある人にとって、ティーン教会は必ず訪れたい場所です。現在私たちが目にするような教会になったのは 14 世紀。正式名称は「ティーン (税関) 前の聖母マリア教会」です。 教会を外から観賞するなら、旧市街広場へ行きましょう。中世の趣の残るプラハの街の中心地を背景に、教会が最も美しく見えるポイントです。まずは教会の周りを歩いて、その大きさを肌で感じてください。ティーン教会の裏手には、ウンゲルトと呼ばれる壁に囲まれたかつて商人が集まっていた広場があります。教会のファサード (正面) にそびえる 2 本の塔の高さは 80 m (260 フィート)。どちらも 4 つの細い尖塔 (せんとう) で飾られています。 外観の豪華さで有名なティーン教会ですが、実は内部も同じくらい壮観です。中に入る際は正面玄関を使わずに、少し分かりにくいですが、広場に面した壁にある小さな秘密の扉から入りましょう。 毎週たくさんのミサが開かれるので、ぜひ参列してみてください。巨大な洞窟のようにがらんと広がった内部は荘厳な静けさに満たされ、にぎやかな旧市街広場の喧騒 (けんそう) をしばし忘れることができます。教会を見学するなら、儀式の合間がおすすめです。プラハ最古のパイプ オルガンなど、細かな装飾をじっくり鑑賞してください。17 世紀にカレル・スクレタが手掛けた傑作の祭壇画にも注目しましょう。ティーン教会は旧市街広場にあり、路面電車と地下鉄で簡単に行くことができます。拝観無料で毎日開いていますが、開館時間はよく変更されるので、事前にご確認ください。教会内での写真撮影は禁止されています。