1875 年に創設されたバッファロー動物園は、アメリカ合衆国で最も歴史の古い動物園の 1 つです。アップステート ニューヨーク原産の生きものをはじめ、世界中から集められた哺乳類、両生類、は虫類、鳥類を目にすることができます。
バッファロー動物園に初めて展示された動物は、地元の毛皮職人から街に寄贈されたシカのつがいです。現在、動物園には多種多様な動物が暮らしており、運がよければコアラや希少なホワイト アリゲーターなど、一時的に他の動物園からやって来た動物を見ることもできます。
大型でめずらしい動物は常に動物園の人気者ですが、バッファロー動物園も決して期待を裏切ったりはしません。「ハビキャット」エリアにはアフリカライオンやシベリアトラが暮らしています。バッファローの有名なアジアゾウに会いたければ「エレファント ヤード」に、コディアック ヒグマ、ハイイログマ、メガネグマ、シロクマが見たければ「ベア ピット」に向かいましょう。
「シーライオン コーブ」では、海洋生物学が実践されている様子を目にすることができます。カリフォルニアアシカが泳いだり日光浴をしたりしている前で参加型講義が開かれるので、受講してみましょう。
「レインフォレスト フォールズ」にも必ず足を運んでください。この 2 階建ての展示場内にはベネズエラのカナイマ国立公園が再現されており、大きな滝がしぶきをあげています。ホエザルやカピバラ、アナコンダなど熱帯雨林に生息する生きものに会えるので、ゆっくり歩いてみましょう。
園内には他にも屋内展示場が複数あるため、雨の日でも楽しく過ごすことができます。「ゴリラ ハウス」や「キリン ハウス」でバッファローにはいない動物に会い、「レプタイル ハウス」でトカゲやヘビなどの生きものを観察しましょう。
動物園は、感謝祭とクリスマスを除いて毎日営業しています。開園と閉園の時間は曜日や季節によって異なるため、事前に最新のスケジュールをご確認ください。
少額の入園料と駐車料金がかかります。子ども、学生、シニアのチケットには割引が適用されます。回転木馬や列車などの乗り物は別途料金が必要です。
バッファロー動物園は、デラウェア パークの中心地に位置します。バッファローの公園制度の中核をなすこの公園を設計したのは、セントラル パークの発案者であるフレデリック・ロー・オルムステッドです。公園は徒歩で簡単に散策できます。また、公園からバッファローの市街地までは車ですぐです。
