およそ 4 ㎞ (2.5 マイル) の長さを持つ明石海峡大橋は、世界最長のつり橋です。明石海峡にかけられ、本州の神戸と淡路島とをつなぐ明石海峡大橋は、橋自体の驚くべき長さと周辺風景の美しさが相まって、印象的なランドマークです。、インパクトある景観を味わった後は、この有名な橋の周辺にある見どころを訪ねて回り、橋の沿革や開発について学びましょう。
この橋の建設着工は 1988 年。10 年間の工期を経て完成しました。津波や地震、台風の多い自然環境に耐えられるように、橋の建設には 140 万㎥ (5,000 万立方フィート) ものコンクリートが使用されました。1995 年の阪神・淡路大震災時には建造途中でしたが、盤石な強度と耐久性を証明する結果となりました。神戸全域に大きな被害をもたらしたあの大地震でも崩れなかった橋を、しっかりと目に焼き付けましょう。
明石海峡大橋の神戸側のたもとには、「橋の科学館」があります。ここでは、明石海峡大橋の計画のあらましや、橋を支える高度な技術について学べます。世界の主なつり橋も紹介されています。詳細説明は日本語でのみなされていますが、大半の展示物に簡単な英語の説明が付されています。
橋の下には、海面から 50 m (164 フィート) の高さに設けられた遊歩道 、舞子海上プロムナードがあります。橋の神戸側に設置されたエレベーターからアクセスできます。一部がガラス張りになった床から海を見下ろして楽しめます。
大人気のガイドツアー「ブリッジワールド」に参加すれば、高さ 300 m (984 フィート) の橋の主塔の最上部まで登れます。このツアーは日本語で行われていますが、英語のオーディオ ガイドが用意されています。
夜の明石海峡大橋を訪れると、赤、緑、青のライトが美しく灯り、水面が虹色に照り映えて見事です。橋の科学館、舞子海上プロムナードは入場料が必要です。橋は年中無休。ブリッジワールドツアーは 4 月~ 11 月に実施されています。