
Yuki Morimoto
4月 2026
バンコク中心部に佇む最強のパワースポット エラワン・プーム。世界中から参拝者が集まるその圧倒的な魅力に迫ります。
「どんな願いも成就するパワースポットが、タイ・バンコクの街のど真ん中にあるらしい」。…そんなまことしやかな噂を聞き、訪ねたのはエラワン・プーム。そこは、地元の人々だけでなく世界中の観光客も殺到する、最強の願掛けスポットでした。

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満願成就の祠ができるきっかけは?
エラワン・プームがあるのはグランドハイアットエラワンバンコクの隣。最寄り駅でいうとBTSサイアム駅とチットロム駅のちょうど間。交通量の多い目抜き通りの交差点の角です。……繁華街のド真ん中なのに、なんでまたこんなご利益スポットがあ るのでしょう?
ことの始まりは1953年まで遡ります。当時、ホテルの建設工事が始まったのですが、事故が多発したため工事がなかなか進まなかったようです。そこへ占星術師が安全祈願のためにヒンドゥー教神のブラフマーを祀る祠を設けるよう勧めたところ、その後は工事が順調に進むようになったといわれています。このことから、願い事を成就させてくれる祠として、エラワン・プームには参拝客が訪れるようになりました。

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ズバリ! ご利益はなんですか?
「仏教の国なのになぜヒンドゥーの神様?」と思った方も多いでしょう。ブラフマーは宇宙の創造を司るヒンドゥー教の三大神のひとりですが、仏教世界では「梵天(ぼんてん)」と呼ばれ、仏法守護を行うとされています。
願いごとは人それぞれ。恋愛や仕事の祈願成就だけに留まらず、家内安全や金運アップ、病気平癒にいたるまで、さまざまなご利益が期待されています。中には宝くじに当選したなんていうツワモノもいるくらい、現地では強運が授かると大評判なのです。

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どうやってお参りすればいいの?
参拝のルールはいたって簡単。入口に最も近い場所から時計回りに、4面あるブラフマー像にそれぞれ祈りと線香を捧げ、台の上に献花をしていきます。街の中心部にあるのと成就率の高さが相まって、とにかく参拝客の多いこと! 靴を脱いで膝をつく人から立ったまま両手を合わせる人まで、特に参拝スタイルに決まりはないようですが、お祈りする人々は皆真剣。形式云々より、真摯に神様へ向き合う姿勢と心意気が大切なようです。
お供えする線香と花は現地にてセットで購入できます。花の大きさによって値段はピンキリですが、祠の中で買えばぼったくられる心配はありません。道路沿いの露店で買うと、法外な値段をふっかけられる場合があるのでご注意を。
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頻繁に見られる舞踊は何のため?
時間帯によっては、エラワン・プームで伝統舞踊を見る機会があるかもしれません。これは願いが叶ったときに神様へ捧げる奉納の舞。依頼するダンサーの人数によって値段が異なり、多いときにはひっきりなしに踊りが見られます。それだけ願いの成就率が高いということなのでしょう。
ちなみに「参拝する際はより具体的な内容がいい」とされているので、もし願いが叶うことがあったら、お礼参りを忘れずに行いたいですね。

