東海市は名古屋市の南に位置し、西側が伊勢湾に面している、知多半島の付け根の街です。鉄鋼の街として知られ、鉄の出荷額が日本一と言われています。
東海市の観光スポットと言えば、聚楽園の大仏。昭和天皇のご成婚記念に作られた、比較的新しいもので、奈良の大仏を抜く日本最大級の大きさです。鉄筋コンクリート製ですが、銅色に塗装されているので、銅製のような趣ある雰囲気です。
大仏の置かれている聚楽園公園は「しあわせ村」と呼ばれています。子どもが遊べる遊具から、温水プールや14種類のお風呂まで完備されている健康ふれあい館、無料で使えるキャンプ場まで、老若男女問わず一日過ごせる複合型の公園です。
毎年9月に行われる山車を使った祭りも観光の目玉。太田祭りと尾張横須賀祭りの2つがありますが、注目すべきは「どんでん」と呼ばれる山車の回転です。特に横須賀祭りは「大どんてん」と呼ばれ、祭りのクライマックスとなっています。紙吹雪が舞うなか、2周、3周と回転する大きな山車は圧巻の一言。また、山車の組によって違うからくり人形の奉納なども見所です。
東海市中心部の宿泊施設は、都市型のビジネスホテルがメインになりますが、名古屋市に隣接しているので、宿の選択肢は広がります。東海市にお出かけの際は、ぜひエクスペディアでホテルを検索してください。