ソーヌ エ ロワールは、その名の由来となったソーヌ川とロワール川の 2 つの川の流域に位置しており、ブルゴーニュでの本格的な文化体験を求める人だけでなく、釣りやセーリングの愛好家にも人気があります。川に沿ってブドウ園からブドウ園へ、そして町から町へとサイクリングし、有名なモルバンのハムをはさんだサンドイッチをつまみながらひと休み。ロマネスク様式の教会の尖塔を道しるべに、サイクリングを続けましょう。
川沿いにはシャロン シュル ソーヌとマコンという 2 つの主要な町があるので、いずれかを拠点として旅をするのがおすすめです。シャロンは、世界で初めて写真の撮影に成功したニセフォール・ニエプスの生まれ故郷として知られています。歴史的な建物にあるミュゼ メゾン ニセフォール ニエプスで、写真誕生の歴史を学びましょう。ロマネスク様式の影響を色濃く残したネオゴシック様式のシャロン大聖堂では、心穏やかなひと時を。さらに南下すると、マコンで 1,000 年前に作られた石の橋、サンローラン橋に差し掛かります。下の水面に映るシャロンの旧市街の美しい景色を楽しみましょう。
町の郊外に出ると、この地域のブドウ畑や建築物を目にすることができます。かつてヨーロッパで最も重要な修道院であった、クリュニー修道院の跡地を探索してみましょう。巡礼の街、パレ ル モニアルでは、クリュニー全盛期の息吹が感じられ、12 世紀の壮大な大聖堂は思わず息をのむほどのすばらしさです。北東部にあるモルヴァン自然公園では気ままなハイキングやサイクリングを楽しみましょう。美しい景色を隅々まで堪能できるほか、オータンのローマ遺跡も見ることができます。日が沈む前に巨大な断崖、ロシュ ド ソリュトレに向かい、ブドウ園の葉が黄金色に照らされる光景を楽しみましょう。
ソーヌ エ ロワールはブルゴーニュ南部を形成しています。最寄りの国際空港であるリヨン空港から車で 1 時間半ほどで、県最大の町シャロン シュル ソーヌに到着します。ローカル電車がこの地域の大部分の町を結んでいます。レンタカーで裏道を探索するのもおすすめですが、ヴォワ ヴェルトの名で知られる車の通らない道路では、サイクリングや散策を心ゆくまで楽しめます。
ソーヌ エ ロワールの城を見学するツアーは見逃せません。中でも、ヴェルサイユのようなコルマタン城にはフレンチスタイルの庭園があり、ブルゴーニュの有名ワインでリラックスするのに最適な場所です。