目を見張るような絶景も、歴史的名所や野生動物も、ナイニタールなら一度に満喫できます。展望デッキまでハイキングしたり、インドのユキヒョウを探したり、にぎわうバザールでショッピングしたり。ナイニタールは森で覆われた丘や、クマウン ヒマラヤの険しい山並みに囲まれた湖周辺を横切るようにして広がります。1800 年代半ばに英国人が開いた町ですが、イングランドの湖水地方を思い起こさせるためか「湖水地方」と呼ばれることもあります。
このヒル ステーション (イギリスが植民地に設けた避暑地) の中心は、洋ナシ形のナイニ湖。ヒンズー教の神話では、この湖はシヴァ神の妻サティーの目だと言われています。ボートを借りて静かな湖面に漕ぎ出すのも、色鮮やかなのゴンドラに乗ってガイド付きツアーに参加するのもよいでしょう。湖の南端と北端の緑豊かな丘の上には、マリタールとタリタールという 2 つの地区があります。
北の地区マリタールでは、Naina Devi Temple を参拝したり、Bara Bazar で工芸品のショッピングを楽しんだりできます。エコ ケーブ ガーデンズでは古代洞窟の探検するのも、環境保護主義者として尊敬されるジム コーベット ガーニーの家で植民地時代の住居を見学するのもおすすめです。対岸のタリタールからは素晴らしい湖の眺望を楽しめます。ラジ バワニでは、荘厳な部屋を覗いたり、素朴な庭を散策したり。ナイニタール動物園では、トラ、ユキヒョウ、クマを間近で見ることができます。
モールを見て回らない手はありません。湖の東岸に広がり、マリタールとタリタールをつなぐ巨大な商業施設です。レストラン、ゲストハウス、ホテルがある他、織物を扱う店も見つかります。
丘への道を歩けば、雪を頂く壮大なヒマラヤ山脈を一望できる場所にたどり着きます。ナイナピーク、Tiffin Top、ランズエンドまでハイキングしたり、乗馬を楽しむのもおすすめ。または、ケーブルカーに乗ってスノービューまで行くのもよいでしょう。ここではファミリー向けの遊園地マウンテン マジックで楽しい時間が過ごせます。
ナイニタールへはハルドワニから車で 1 時間。ハルドワニからはデリー、コルカタ、ラクナウへの電車が発着します。町の景色と迷路のような路地を十分に楽しむには、ぜひ徒歩で探索するようおすすめします。夏は涼しく冬は雪が多いナイニタールは、年間を通して人気の旅行先です。