チェルヴィアの北東に位置するミラノ マリッティマ。若者に人気の活気あるリゾート地です。バーやショップが建ち並ぶ繁華街は、17 世紀の面影が残る旧市街とは対照的。豊かに生い茂る松林を背景に広がる砂浜は、絵になる美しい眺めです。
9 km 続く海岸線は、どこに立っても眺めが見事。突堤の岩をよじ登れば、アドリア海が目の前に広がります。友達とわいわい泳いだ後は、日光の降り注ぐビーチで日光浴。ビーチ チェアとパラソルをレンタルして、快適に過ごしましょう。
波打ち際には、貝殻を拾い集める子供たちの姿も。大人は子供を見守りながら、波の音と鳥の声に癒されます。街の方を振り返ると、マリネッラ社の高層ビルが目を引きます。1950 年代にこのエリアがリゾート地として開発された頃の象徴です。
沈んでいく夕日に見とれた後は、バーに繰り出す時間。地元の人々や他の観光客と親しくなれるかも。
ミラノ マリッティマの中心部を流れる運河が、美しい景色を作り出しています。運河沿いにはさまざまな植物や木々が青々と茂り、水面にかぶさるように枝を延ばしています。運河近くのスパ、テルメ ディ チェルヴィアで、泥のトリートメントを受けてみては。チェルビアからミラノ マリッティマへと広がる松林は広大な自然公園。散歩におすすめです。公園の近くでは、蝶の家という意味のカーサ デッレ ファルファッレで美しい蝶を眺めることもできます。
公園はミラノ マリッティマとチェルヴィアにまたがっています。大きな温室に、色とりどりの蝶がたくさん。昆虫館には、ほかにもミツバチやコオロギなどもいます。
街の北東部に、コローニア ヴァレーゼという建造物があります。これは、1930 年代のイタリア ファシズム時代に使われた建物の残骸。現在は廃屋となり、不気味な雰囲気を放つ建物の合間にいちじくなどの木々が生え放題になっています。
ミラノ マリッティマはイタリアのラヴェンナ県に属する集落。リド ディ サヴィオの南側、チェルヴィアの北東に隣接しています。リミニまたはフォルリまで飛行機を利用し、それぞれの街から車で 1 時間ほど。アドリア海沿いを走る鉄道を利用してミラノ マリッティマにアクセスすることもできます。
夏は温かく乾燥し、冬は過ごしやすい気候。冬季はビーチの人混みも緩和されます。バーやショップのにぎやかな雰囲気もミラノ マリッティマの魅力です。