盧溝橋 ツアーとアクティビティ

盧溝橋は別名を「マルコ・ポーロの橋」といい、かつてこの地を訪れた有名なヴェネチアの冒険家と同じようにこの橋を歩けば、タイムスリップしたかのような気分が味わえます。永定河にかかる石造りの巨大な橋で、最初に建設されたのは 12 世紀後半ですが、現在の橋が造られたのはわずか 300 年ほど前です。 この橋を訪れれば、なぜこの橋がマルコ・ポーロの目に止まり、13 世紀に発行された「東方見聞録」の中で絶賛されたのか、お分かりいただけるはずです。1192 年に建造された初代は洪水によって破壊されてしまいましたが、1698 年に新たに造り直されました。 現在、大勢の観光客が訪れては、橋の美しさに感嘆し、その構造や歴史について学んでいきます。全長 266 m (874 フィート) に、11 か所のアーチ、10 本の橋脚、281 本の柵がある立派な橋で、1937 年には日中戦争の引き金となった、日本軍と中国軍の衝突が起こった歴史的な場所でもあります。橋の欄干には精巧な獅子の石像がずらりと並んでいます。1 体ずつ異なり、中には 1115 ～ 1234 年の金王朝時代に造られたものもあります。見るからにどう猛で、夜になると動き出すという言い伝えがあるのも頷けてしまいます。橋の両端には大きな石碑が置かれています。1 つは橋のこれまでの修復を記録したもので、もう 1 つには「盧溝暁月」という、乾隆帝の文字が刻まれています。また、橋の両端で橋を守っている象の石像もあるので、探してみてください。橋のあとは、近くの城塞都市の宛平県城や無料の彫刻園にもぜひ足を運んでみてください。 盧溝橋は豊台区に位置し、北京中央の天安門広場から南西におよそ 16 km (10 マイル) の場所にあります。バスに乗って、「抗戦雕塑園」バス停で下車したら、徒歩またはタクシーで橋に向かってください。橋を渡るのは少額ですが有料です。営業時間は季節によって異なり、夏の間は時間が延長されます。