ラマ島は、美しい自然の中でのんびりしたり、体を動かして気持ちのいい汗をかいたりするにはぴったりの観光地です。フェリーに乗って、およそ 6000 人が暮らす町、榕樹湾に向かいます。ここは複数の文化が入り混じった町であることから、さまざまな工芸品が売られています。ラマ島はセントラルと比べるとはるかに物価が安いため、ここに別荘を購入する外国人もいるのです。
ラマ島に来たら、島の 2 つの主要な街を結ぶラマ島ファミリー ハイキング トレイルを歩きましょう。大部分が石造りのこのトレイルは島の海岸沿いと尾根をつたって伸びていて、北東にはアバディーン、西には長洲島とランタオ島、さらには南シナ海を臨むすばらしい景色が広がります。トレイルの距離は 4 km (2.5 マイル) あり、比較的歩きやすいので 1 時間あれば歩き切れるでしょう。飲料水と日焼け止めを準備して出かけましょう。洪聖爺湾泳灘 (フン シン イエ ビーチ) で遊ぶ時間も忘れずに予定に組むようにしてください。
第二次世界大戦中、ラマ島は日本軍の小型船による連合国軍の軍艦への特攻の基地として使用されていました。ファミリー トレイルの終点の索罟湾に到着したら、特攻に使用する小型船や武器弾薬を隠していた「神風洞」を見学しましょう。
索罟湾にはトレイルを歩かなくても、フェリーで直接向かうこともできます。フェリーが湾に近付いたら甲板に出て、漁船がびっしり並び、大きな魚の養殖場が広がる光景を眺めましょう。海岸沿いに視線を移せば、高床式になった一続きの桟橋の上に、びっしりと並ぶレストランのカラフルな天幕が目を楽しませてくれます。どのレストランに入ろうか迷ったら、すでにお客さんがいるところを選べば間違いありません。
ほとんどのレストランのメニューには、外国人でも分かりやすいよう英語表記や写真が載せられています。人気は、ドランケン プラウン (酔っぱらい海老)、チリ クラブそしてガルーパの姿蒸しです。水槽から好きな魚介類を選んで、調理してもらうこともできます。屋外の席に座って、これ以上ないほど新鮮な海鮮料理ができあがるまで、沈む夕日を眺めながら突き出しのピーナッツをおつまみに冷たいビールを傾けましょう。
ラマ島に行くには、セントラルのフェリー乗り場またはアバディーン港のラマ島行きのフェリー乗り場からフェリーに乗ります。どちらからも 30 分ほどで到着します。ラマ島からの帰りのフェリーでは、リラックスして一日を締めくくりましょう。