グレート ディクスター ハウス アンド ガーデンズは、20 世紀の園芸界に多大な影響を及ぼした園芸家であり、数々の著書を著したクリストファー ロイド氏が家族とともに暮らした住宅です。3 つの異なる建物が寄せ集められた、独特の屋敷をご覧ください。すばらしい庭園デザインや植えられている植物の種類、色の組み合わせをじっくりと観察しましょう。
屋敷は、15 世紀の邸宅とケント州から移築された 16 世紀の農家、さらに 20 世紀になって建てられた部分を合体させて造られたものです。玄関に近づいて、異なる建物の部位を識別できるかお試しください。ポーチとその右側にあるのはどれも、15 世紀初頭および 16 世紀のもの。ポーチの左側は全て 20 世紀に造られたものです。
屋敷の中を歩きまわり、中世のグレート ホールで立ち止まってください。イギリスに現存する最大規模の木造骨組の広間です。住人たちは、この素晴らしい部屋で夕食を楽しみました。
庭を散策しましょう。この庭園は、面白い植物の組み合せとデザインが特徴で、園芸家の間で高く評価されています。縁に植えられた鮮やかな色彩の草花、装飾的に刈り込まれた常緑樹、遠い場所からもたらされた熱帯植物を採り入れた革新的でエキゾチックな庭園にご注目ください。
ビール醸造用のホップを乾燥させるために使われた建物、オースト ハウスもお見逃しなく。イースト サセックスにある多くのオースト ハウスは、現在では住宅に改築されています。このオースト ハウスは保存され、この地方におけるホップ製造業について知ることができる格好の場所となっています。
ギフトショップではガーデニング用品や本、地元で作られた土産物などを買うことができます。苗や種子、鉢もあります。ショップの隣の柱廊には、オープンスタイルの売店があり、テイクアウト用の料理や飲物、スナック類を売っています。近くにピクニク テーブルがありますので、ランチを召し上がれ。グレート ディクスターでは、手工芸のワークショップやガーデニング教室など様々なイベントが頻繁に開催されています。滞在中のイベント スケジュールを、インターネットでチェックしてみては。
グレート ディクスター ハウス アンド ガーデンズは、3 月後半から 10 月後半にかけての火曜日から日曜日の間と、連休の月曜日にオープンしています。庭園は朝早くから午後の間、開放されています。ただし屋敷の見学は午後のみとなってます。グレート ディクスターは、ヘイスティングスから車で 30 分のノーシアムにあります。車の方は無料の駐車場をご利用ください。ヘイスティングスからバスもあり、乗換えなしで来ることができます。