その名の通り耳の形をした湖。湖畔に大理市があります。湖を望む公園や、湖上の小島、昔ながら方法で魚を釣る釣り人などが見られます。
洱海の南岸に位置するのは大理市。背景には雲がかかった山々が連なっています。湖畔をハイキングしたり、湖上でボートを漕いだり。洱海にはペー族の重要な生活源としての歴史もあります。名前の通り耳の形をしたこの湖は、古くから変わらない美しさを保ち、周囲にはすばらしい仏塔や寺院が建っています。
湖の南端にある大理市から洱海を眺めてみましょう。北に 40 km に渡って湖面が広がる雄大な眺めが楽しめます。洱海の最も幅の広い場所は 8 km あります。西にそびえる蒼山が湖を見下ろしています。天気が良ければ、「銀の蒼山、翡翠の洱海」として知られる美しい眺めが見られるかも。冠雪した蒼山が湖面に映り、美しい光を放つ現象です。大理市の湖畔のテラスでのんびりしながら、なだらかな山々を背に立ち並ぶ湖畔の家々を眺めて楽しめます。
洱海公園も要チェック。花壇と珍しい木々で飾られた美しい公園です。風景が楽しめる魅力的な湖畔のハイキングコースもあります。春になると、ツバキやツツジ、サクラソウの花が公園を彩ります。
ボートツアーに参加して、湖上の島や寺院、集落を見て回るのもおすすめ。小普陀島に建つ見事な中国仏教寺院は、15 世紀に作られ、元は観音菩薩に捧げられたものでした。その他、金梭島やのどかな漁村も見どころです。地元の漁師は、鵜の群れを引き連れていることが特徴。ペー族の伝統的な漁法は、首の周りに輪を付けて魚を飲み込めないように訓練された鵜を使って魚を獲るというものです。
洱海は、大理市の市街地からすぐにアクセスできます。湖畔の公園までは、大理市の主要駅から車で 10 分。1 年中いつでも無料で訪れることができます。観覧ボートは、洱海公園のマリーナから出発します。
