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日本から見ると地球の反対側にあるチリ。太平洋とアンデス山脈に挟まれた南北に細長い国です。この変わった地形の国には見どころが満載。チリのほぼ中央にある首都サンティアゴの旧市街を散策して植民地時代からあるコロニアル様式の建物を鑑賞しましょう。大聖堂や国立歴史博物館は旧市街の中心であるアルマス広場近くにあります。世界一降水量の少ない砂漠といわれる世界三大砂漠のアタカマ砂漠もおすすめです。タティオ間欠泉、アタカマ塩湖、プカラ遺跡など、観光ポイントを多く持つ砂漠です。星を見る条件である標高が高く、空気が乾燥しているという最高のコンディションを持つアタカマ砂漠の星空は息をのむような美しさです。そしてチリ最大の観光スポットと言えば、サンティアゴから3700km離れた南太平洋上に浮かぶイースター島。見どころはもちろんこの島に点在する約900体ものモアイ像です。今でも謎の多い様々なモアイ像を見ることができます。美しいビーチと自然に囲まれた静かな環境で、のんびりとした時間を過ごしましょう。

チリのベストシーズン

南北に細長い国のチリは場所によって天候が変わりますので、観光する場所によって観光時期や服装を選びましょう。首都サンティアゴは地中海性気候で、11月から4月頃が乾燥して過ごしやすく、観光のベストシーズンです。サンティアゴは朝と夜が冷えるので上着を持っていくようにしましょう。アタカマ砂漠は過ごしやすい気候の6月から9月がベストシーズン。真冬は氷点下以下まで下がることもあります。一方、亜熱帯性気候に属し、１年を通して温暖な気候のイースター島。雨期と乾期に分かれており、乾期である11月から4月頃がイースター島のベストシーズン。雨期はほぼ毎日雨が降るため、外でのアクティビティが多いイースター観光には不向きの季節です。

チリの空港と市街地への交通について

アルトゥーロ メリノ ベニテス国際空港

首都サンティアゴにある国際空港。日本からチリまでの直行便はないため、アメリカのダラスや、ニューヨークなどの第三ヶ国を経由して行くのが一般的です。乗り継ぎ時間を含めると約24から30時間ほどの長旅になります。またチリ国内の他の都市に行くときは、この空港から国内線に乗り継ぎます。空港から市街地まではタクシーとバスの利用が可能です。タクシーで約15分、バスで約30分。日本と比べるとタクシー料金はとても安いですが、観光客に高い料金を要求してくるドライバーもいるので注意が必要です。

カマラ空港

アタカマ砂漠の最寄り空港です。サンティアゴ空港からは約2時間。アタカマ砂漠に行く時の拠点となる小さい街サン ペドロ デ アタカマまではバスが運行しています。

マタベリ国際空港

イースター島にある唯一の国際空港です。ラン航空を利用し、サンティアゴ経由で行くのが最も一般的です。空港から市内には、便に合わせてバスやタクシーが走っています。

旅行お役立ちサイト

http://www.sernatur.cl/internacional/

チリ共和国政府観光局の公式ウェブサイト (スペイン語)。チリの基本情報や、観光スポット、歴史などの情報が記載されています。

https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html

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