釜山の海雲台区にある海雲台海水浴場は、1.5 km にわたって伸びる白浜。大勢の人々でにぎわいを見せます。ビーチの幅は 50 m。海は浅瀬で、砂浜から入り江に向かって緩やかに深くなっています。大勢の人々でにぎわうビーチで過ごした後は、陸のスポットもじっくり見て回りましょう。
韓国初の大災害をテーマにしたパニック映画「TSUNAMI -ツナミ-」は原題が「海雲台」。海雲台海水浴場を襲う津波から逃れようとする人々のドラマが描かれています。街を巡ると、映画のシーンにいくつか思い当たるかもしれません。映画のストーリーはフィクションです。
ビーチを西へ歩いて行くと冬柏島 (トンベクソム) があります。現在は陸とつながり半島になっていますが、今も島の名前で呼ばれています。人魚像や美しいツバキが有名です。大海原と広安大橋 (ダイヤモンドブリッジ) の景色もきれいです。
ビーチから離れても、見どころはたくさんあります。ラディウム アート センターには、現代的なビジュアル、デジタル、サウンドアートが展示されています。釜山海雲台市場は地元の商店街といった風情で、家庭用品、農作物、魚介類などの店が並んでいます。
海雲台には天然温泉がたくさんあります。海雲台温泉センターでスパトリートメントを受けたり、サイマースパの屋外プールでのんびりしながら眺めを楽しんだり。海雲台海水浴場観光案内所の近くに公共の海雲台温泉足湯があるので、疲れた足を癒やしましょう。
SEA LIFE 釜山アクアリウムでは、250 余種の海洋生物に出会えます。地上 1 階地下 3 階の水族館の目玉は巨大水槽。魚や両生類、爬虫類、藻類などを見て回りましょう。透明の海底トンネルを歩きながら、悠々と泳ぐ生き物たちを間近で眺めることができます。
海雲台の西にある BEXCO は、センタムシティの大規模コンベンションセンター。コンサートやスポーツイベントなどに利用されます。釜山シネマセンター (映画の殿堂) では、毎年秋に有名な釜山国際映画祭 (BIFF) が開催されます。
海雲台へ行くには、釜山の地下鉄を利用します。ビーチのすぐ近くに、さまざまな価格帯の宿泊施設があります。