「日本のはじまりの地」とも言われているのが、奈良県明日香村です。国号が「倭」から「日本」へと変わったのはこの地に都があった飛鳥時代とされ、明日香村からは当時の宮殿や史跡が多数発掘されています。鉄道駅としては、近鉄吉野線の飛鳥駅があり、観光スポットをめぐる拠点になります。
駅周辺の史跡としては、天武天皇と持統天皇の陵墓のほか、石舞台古墳、キトラ古墳、高松塚古墳などが有名です。
また、蘇我馬子が創立し、日本で最初の本格的な伽藍を備えた寺院としても知られる飛鳥寺も人気のスポット。飛鳥大仏と呼ばれる釈迦如来像は必見です。同じく有名な岡寺は正式名を龍蓋寺と言います。龍を閉じ込めた伝説の残る龍蓋池や、見事な造形の三重塔のほか、四季折々の花や木々の彩りも楽しむことができます。
岡寺のすぐ近くには、国の史跡に指定されている酒船石があります。明日香村にはほかにも、亀のような形をした亀石があり、どちらも作られた目的や用途は謎に包まれたミステリアスな石造物です。
明日香村には、飛鳥駅周辺を含めてあまりホテルは多くありませんが、近鉄吉野線沿いの他の駅周辺のホテルも視野に入れるとよいでしょう。旅行・宿泊の際はエクスペディアでホテル情報をチェックしてみてください。