ウィンザーを取り囲む広大な平原を車で走っていると、ほんのりと潮の香りに気付くことでしょう。それがなければここは単なる農業地帯です。ウィンザーが最初に築かれたのは 17 世紀。アカディア人が湿地に適した作物を栽培したことから始まりました。港湾と鉄道の近くという立地から、街は物資輸送の要衝として発展しました。好景気のおかげで大邸宅が次々に建設され、その多くは現存して美しい街並みに貢献しています。カナダ大西洋エリアの貴重な建築物の数々を歩いて見て回りましょう。
家族で楽しめる場所もいろいろあります。ハワード ディル ファームの巨大カボチャは必見。おそらく他では見られない大きさです。トレコシック クリーク & ウィンザー レイルウェイでは驚くほど精密なミニチュア列車に乗れます。夏の終わりにはダケイン ファームのヒマワリの迷路がおすすめ。一面に広がる黄色の世界で迷子になって楽しみましょう。
ウィンザーが最もよく知られているのはアイス ホッケー発祥の地としてです。同じ主張をしている町は他にもありますが、ウィンザー ホッケー ヘリテージ博物館には、初期のアイス ホッケーの様子がうかがえる展示品が並んでいます。アイス ホッケーの元になったゲーム、ハーリングや、凍った池の上で遊んでいた少年たちを目撃して最初に書き記した作家についてなど、その歴史を知ることができます。
ウィンザーにはレストランが多く、イギリス式パブから大西洋側のカナダ料理のビストロ、デザート ショップまで幅広くあります。宿泊施設はホテルやモーテルのほか、快適でユニークなものも選べます。
ディル アンド ダケイン ファームを除いて、ほとんどの観光スポットは歩いて回れる距離です。ハリファックス国際空港に到着してレンタカーに乗り込んだら、ウィンザーまでは 75 km です。バスもこのエリアの多くの目的地との間で運行しています。
多くのビジターは穏やかな週末を過ごしにウィンザーを訪れます。近隣でもファンディ湾やノバ スコシア州の地質学の素晴らしさを楽しめますが、滞在を長くできるなら、少し遠出してノバ スコシア州の自然の驚異を堪能するのもおすすめです。